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モバイル健全化への一歩

まだ我慢が必要ですか?

UQWiMAXに怒っているのはヘビーユーザーでも、クレーマーでもない事をよくある4つの誤解からわかりやすく説明します※追記あり

※筆者の知識不足により中途半端な記事を更新してしまい申し訳ありません。細部について実際の資料へのリンクも提示し指摘頂いた疑問点について説明します

 

「WiMAXに文句を付けているのはP2Pを使ったり、違法な動画を24時間垂れ流しているような悪質なヘビーユーザーだろ」

「契約書にチェックしたんだろ?言葉尻を捉えてゴネ得を狙うクレーマーじゃん」

「以前から発表されていたのに見えなかった振りをしているだけだろ、いざ規制が始まったからって都合いいことばかり言うな」

「1Mbpsって10MBのファイルが10秒で落ちるんだろ?十分速いじゃんそれで制限されすぎとか何言ってんだ」

 

未だにこのような誤解があるようです。WiMAXユーザーとしてはこのような物言いは許せないという気持ちを持つ事でしょう。

しかし、一部のユーザーからはこのように見えてしまう面があることはしかたのないことだと思います。一般的な認識、誤解などが複雑に絡まりあった結果このような誤解が生まれるため勘違いしてしまうのも仕方ないことなのです。

今回はこれらの点、疑問についてわかりやすく説明し出来ればこのような誤解を解決したいと思います。

 

※内容については調べて書いていますが筆者は専門ではないため間違いがあれば指摘をお願いします。即座に修正させて頂きます。

 

誤解その1.「モバイルルーターで大容量のデータを転送する使い方をするほうが間違っているんじゃないの?」

=7/11 23:00 追記修正部分

A.WiMAXが事業者免許を取得した2007年当時、総務省から認可の条件として「ADSL・光回線のかわりに使えるように」というものがあったため他のモバイルルーターと単純には比べられません。現にWiMAX側も「ADSL・光回線のかわりに使える」ことを大々的にアピールしています

 

※ADSL・光回線のかわりに使えることを求めていたという根拠

我が国においては、高速インターネットアクセスに対する利用者ニーズの高 まりから、DSL(Digital Subscriber Line)や光ファイバ等、大容量のデータ伝 送が可能なブロードバンドサービスが順調に普及しつつある。

(中略)

我が国においては、市街地でブロードバンドサービスが普及している市町村等においても、山間地や離島等のいわゆる条件不利地域においてはブロードバンドサービスが享受できない、いわゆる「地域内格差」が存在する場合がある。
こういった地域的なデジタル・ディバイドを早期に是正するために、低廉で設置が容易な無線システムの活用が期待されているところである。

参考 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/bunkakai/pdf/070426_1_1-2.pdf

 

ということで、総務省がこの帯域を開放し事業者免許を交付するに至った経緯として地域格差の解消や条件不利地域への考慮があったことがわかります。確かに「光回線とWiMAXを一緒にするのはおかしい」という指摘はごもっともではあります。

しかし、現実的な技術的問題や費用の問題はおいといて「総務省はそれを求めていたし、UQ側はそれを分かった上で事業者免許を受けている。更にその使い方(ADSL・光の代わり)を推進している」というのは紛れもない事実です

 

そして、WiMAX2+においてもその考え方は継承されており

(1) 認定から4年後の年度末までに、各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率※が50%以上になるように
特定基地局を配置しなければならない。
※約500m四方の区域ごとにエリア化の有無を判定して算出(従来は全ての市町村事務所等をカバーした際に、当該市町村全域をカバーしたとして計算)
(2) 認定から2年後の年度末までに、高度BWA基地局※の運用を開始しなければならない。
※150Mbps超の通信速度を実現可能なシステムで、使用する無線設備と同等以上の通信速度を有する回線を使用する基地局に限る
(3) 全ての都道府県において、特定基地局の運用を開始しなければならない。

参考 http://www.soumu.go.jp/main_content/000240660.pdf

人口カバー率50%を超えること、150Mbpsを超えること、全ての都道府県で使えることがWiMAX2+のための帯域開放条件として定められました。

 

ということで、そもそも生まれた理由が「光回線が整備出来ない地域で高速通信をさせるため」でありそのための事業者として免許を発行されているので、高速通信のために使うのが正常なのです。

実際問題WiMAXは光回線やADSLの代わりとして多数の人間に利用されてきました。WiMAX2+においてもその考え方が継承されていると思うのは自然だと思いますし、HPなどでも「光やADSLからの乗り換え」の案内を行うなど積極的な広報を行っています。

==ここまで修正部分

 

したがって比べるべき相手は「光回線」であり

  • ×「他のモバイルルーターよりも早い」
  • ○「光回線よりも遅い」

こちらが比較対象としては正解です。モバイルという事もありますので光回線と比べるのは確かに酷ではありますが、誕生した理由と言いますか……もともとそのために作られたものなんです

 

これは人によって違いますが「光回線が通っておらずまともに通信するためにはWiMAX以外に選択肢がない」という人もたくさんいるんです。それを救済するためのWiMAXなんです。

 

だから「モバイルルーターでそんな使い方をするほうが間違っているんじゃないの?」と言うのは「光回線が通らない地域の人間はネットを使うな」と言われているのと同義な人もいますし、言われた人の気持ちを考えると物凄く悲しくなります。この誤解についてはどうしても一番最初に解いておきたいと思いました。

 

※そもそもモバイルルーターと言うのは「持ち運びできる無線LAN」程度の意味合いなのですごく範囲が広いです。確かに他社のモバイルルーターは制限がかなり強いのでそれと比べてしまうのは仕方のない勘違いだと思います

 

と、色々書きましたけどこんな裏事情なんて大半の人にとっては知ったこっちゃなく「UQWiMAX側が光の変わりに使えると大々的な宣伝を行っている」そして我々はそれを信じたのです

 

誤解その2.「携帯は1ヶ月7GBだけど、俺は制限にかかったことがない。3日で3GB、1ヶ月で30GBも使うやつはわざとやってるかP2P(ファイル共有ソフト)でもやってるんだろ?」

A.PCとモバイルではみなさんの想像より何倍も転送量が違います。絶対制限にかからないと思っている人でも実際に使うとほとんどの場合ひっかかります。

 

WiMAXが光回線の代替だというのは先ほど説明しました。次がこの疑問「1日1GB(3日3GBを平均化)ってヘビーユーザーしか使わないでしょ?

実際に例を上げてみましょうこの中で一つでも当てはまったらあなたは規制にかかる可能性が極めて高いです

 

 

  • Youtubeの動画を最高画質(WiMAX時デフォルト)で40分ほど見る
  • Hulu・U-NEXTなどでドラマやアニメを2、3話見る
  • Windowsを使っている
  • PS3やPS4・PCゲームなどをDLサイトで購入する
  • ドロップボックスやグーグルドライブなど、ファイルを同期するサービスを利用している
  • 楽天など画像の多いサイトを1~2時間閲覧する
  • 艦これなどのブラウザゲームを頻繁にプレイする

 

 

確かにスマートフォンでは7GBなどの制限が一般的で、更にそれを使いきらない人が大半だと思います。そのイメージから「一日1GBも使うのはおかしい」と勘違いしてしまうのは仕方ないことだと思います。

 

これも見落としがちなのですが、PCと違いスマートフォンには専用サイトが用意されていたり、ディスプレイのサイズが小さいので画像等のファイルサイズが抑えられたり「出来る限り転送容量を少なくする」対策が取られています。

 

スマートフォンと目の前のPCのサイズを比べてみてください。PCのモニターは10倍くらいありませんか?モニターサイズが10倍ということは同じように綺麗に見るためには画像ファイルのサイズもそれだけ大きくなります(※勿論単純に10倍にはなりません)

 

例えば大半の人が一度は見たことがあるだろうインターネットショッピングサイト楽天を例にしてみましょう。楽天のトップページを開くとどの程度のデータ量が転送されるか知っていますか?

 

リンク 【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ

 

※スマートフォンとPCそれぞれを図るためにQuirkTools / Online Tools for Creative Peopleを利用しています

 

f:id:wimaxuser:20150711045952p:plain

約8.2MB

 

f:id:wimaxuser:20150711050205p:plain

約1.9MB

 

ということでPCとスマートフォンを比較すると「全く同じサイトを見ても約4~5倍近くも差がある」ということが分かります(勿論サイトによって違います、一例です)

つまりスマートフォンで7GB分のWebサイトを見るのと全く同じようにPCでサイトを見たら大体28~35GBも使ってしまうことになります(重ねて言いますが一例です)

 

つまりざっくり言ってしまえばスマートフォンの7GBよりもPCの30GBの方がヘタすると少ないんです

 

これだけではありません利用しているOSによりますがPCには「頻繁にアップデート」が行われます。作業中にいきなり「Windowsアップデートを行います。PCを再起動してください」という表示が現れたことありませんか?

あれがWindowsアップデートでほとんどの人が意識していないうちにバックグラウンドで行われているものです。こちらも場合によりますが結構なデータ量を転送しています。

つい最近の話題としてWindows10への無償アップグレードがありますね。こちらも1度に3GB以上のデータ転送が行われます。

f:id:wimaxuser:20150711052440p:plain

参考 Windows 10 にアップグレードする方法 - マイクロソフト

 

PCゲームを購入する方もまずひっかかります

例えばAmazonで売上ランキングの上位にあるものをいくつか並べてみます

  • ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ [ダウンロード] 2.2GB
  • ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド [ダウンロード] 1.41GB
  • モンスターハンター フロンティアG anniv.2015 プレミアムグッズ 7GB以上

最近のゲームはどれも高画質大容量となっているため、ほとんどのゲームでダウンロードしただけで制限となってしまいます

 

YoutubeやHuluなどで動画を見るのもデフォルト設定ではおよそ1時間程度で1GB以上になりますし、最近の高画質化してきたスマートフォンカメラ(1枚で3~5MBあるものも少なくない)と自動で同期を行うようなアプリを導入していたら20枚ほどの写真で100MB、動画なんか撮っていたらすぐに1GBになってしまいます

 

そもそもスマートフォンで7GB行かないという方も「家では光などのwifiを使っている」人が多いと思います。先ほど言ったとおりWiMAXは光のかわりに使われるものなので、当然そうやってスマートフォンで転送する分も転送容量に含まれます。

 

このような状況を見てもらえば「PCを利用する場合1日1GBが無茶な使い方だというのは誤解」だとわかってもらえると思います。

 

 誤解その3. 「制限後も1Mbpsでるってことは、10秒で10MB落とせるんだし十分速いんじゃないの?」

A.1Mbpsはみなさんに馴染みの深いkB/sで表すなら125kB/sであり、10MBを落とすのに80秒かかります。当然動画はまともに見れません。

 

実はBとbは全く違うんです。BはByteでありbはbit、8bitで1Bであり普段皆さんが利用しているのはBの方の値です。bitなんて単位を普段PCを使っている上で意識することはほぼありません。

よく似た2つですが通信事業者の中では昔からbを使うことが多いのでwimaxもそれに倣って220Mbpsと表記しているようです。

 

更に220Mbpsと言ってもまるまる使えるわけではなく、「このようなデータを転送している」という言わば宅配便のラベルのようなものをつけて送るので純粋にデータ転送用に使えるのは190Mbps程度だと言われています。

 

※こちらに関しては専門的な技術の話なので資料を読んでもちんぷんかんぷんで分かりませんでした。従ってどなたかがTwitterでつぶやいていた値を紹介しています。もし明確な値の算出方法などを知っている方がいたら教えて下さい。

 

(とりあえず220Mbps全て使えるとして)これは実際に使っている人ですら勘違いしている人が多いのですが、220Mbpsをみなさんに馴染み深いB/sに直した場合27.5MB/sとなります

つまり最高速度でも10MBのファイルをダウンロードするのに0.5秒かかります。

 

勿論このスピードが出ることは100%ないので1/10である22Mbpsであれば=2.7MB/sで5秒ほどかかります。

 

 

例えばUQWiMAXのHP

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2.15MBということで制限状態であれば理論上データ転送に17秒かかります

しかし実際に制限状態で開いてみれば分かりますが全て読み込むのに1分以上かかります(これはPCスペックなどによっても変わると思います)

 

1Mbps=125kB/sに一律制限と言ってもWiMAXは無線なのでその値すらも不安定でありひどい場合には50kB/sを切ります。1Mbpsに関してはbとBが違うなんて事を知っている人も少ないので勘違いしても仕方ないと思います。

 

125kB/sになる、それも不安定」といえば「確かにそれは遅いな……」と納得してもらえると思います

 

誤解その4. 「以前から発表されてたし契約書にもサインしたんでしょ?それなのに騙されたっておかしくない?」

こちらに関しては2重3重の勘違いが積み重なっているので一つずつ説明します

 

まず第一に 「昨年の段階で契約したユーザーのほとんどが『今契約すれば速度制限がない』と説明されました」

従って速度制限は認識していたが自分は対象外だと思っていたユーザーが沢山います。UQWiMAXは「速度制限がかかりません」を嘘としないように、「本当だったら月間7GBで制限をかけるが、特別にその制限をかけない(3日3GBは別)」としました。つまり、誰も契約しないような7GB上限の速度制限ありプランを作ることで「それと比べれば速度制限は無い。ただし3日3GB制限はある」という想像の斜め上を行くやり方で解決しようとしました。

当然ユーザーからすればわけがわからないとしか言いようがありません。

 

次に「店頭で制限がかからないと説明する人が多かった」

これはどうしても「言った言わない」の水掛け論になり立証が難しいのですが、実際に契約書には「3日3GBを超えると混雑状況に応じて制限がかかる場合がある」という記載もありチェックを付けないと契約できません

しかし店員に「これは国がこういう項目をつけないとダメと言っているから一応チェックしてもらうだけ」とか「実際にはかからないから大丈夫です」とか言われた人がびっくりするくらい沢山います。

これに関しては証拠は提示できませんがモバイル業界の不誠実な契約の取り方を知っている人なら「ああ……」とわかってもらえると思います。

今回の動きに否定的な人の中でも「店員の言うことを信じる方が馬鹿」という人はいても「店員がそんなこと言うわけ無いじゃん」という人が一人もいないので、なんていうか……はい……これ以上説明はいらないと思います

 

更に「電話やWebフォームで契約を行った人間に対してはそもそも3日3GB制限の説明がなかった」

特にWiMAX無印から乗り換えた方に多いのですが電話などで案内されたため特に3日3GBの説明を受けないまま2に移行してしまった人も多数いるようです。

こちらに関しても電話やWebフォームを保存している方などいないので立証できませんが、モバイル業界の不誠実な契約の取り方を知っている方なら無言で察してくれると思います。

 

説明がわかりやすいため広告の面ばかり取り上げられて上記のようなことが見えづらい状況になっています。こういう事情を知らなければごねているだけのように勘違いしてしまうのも仕方ありません。

 

そして実際の契約を結ぶまでにみなさん広告を見ていたと思います。ここでやっと「誤解を狙った広告の表示」の問題が出てきます

言わずと知れた「月間データ転送量なし」問題ですが

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UQWiMAX側の言い分はこうです

 

「我々の提供するサービスは月間データ転送量無制限である。速度制限については触れていない。月間データ転送量の制限と言うのは例えば100GB使ったらもう転送させないとかそういう事であって、速度が制限かかっても転送自体は出来るしこの表現は問題ない」

 

ということらしいです。これを読んであなたがどう思うかはわかりませんがこれだけ多くの人が怒っているということはほとんどの人には彼らが何を言っているのか理解できなかったのだと思います。

更に火に油を注ぐようにHPでは

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>他社の場合、「速度制限がかかって、急に動画が動かなくなった」、「速度制限を解除するために追加料金が発生した」という話を良く耳にします。せっかく契約しても、速度制限で遅くなったり、多額の追加料金が必要になったりするのでは、意味がありません。


>「LTE」「テザリング」は、一定の通信量に達したところで強制的に速度制限がかかってしまい、急激に通信速度が低下する危険が…。「7GBで制限がかかる」なんて話を良く聞きますが、「UQ Flatツープラス ギガ放題」なら、超高速モバイルネットのWiMAX 2+が4,380円/月※1で使い放題!月間データ量制限ナシ※2、追加料金ナシで使えるので安心です。

このように説明しています※現在おそらく削除されている

この文章を読んであなたは速度制限がかかると思いますか?本当に素直に読んだとしてここから制限がかかると予測するのは無理だと思います……

 

ネットのあらゆるストレスからカイホー」とか「他社のように遅くなったら意味が無い!」とか、ありとあらゆる表現でユーザーに無制限である事を印象づけた上で先ほどのように「一応あるだけの項目です」と説明したため多くの人間が疑うことなく契約してしまいました。

 

我々にはネットに精通しているみなさんのように豊富な知識がありません。ネット環境がもともとなかったものもいますし看板やTVCM、店頭での宣伝のみで契約したものも沢山います。発表当時は一切興味がなく新生活を始めるにあたってはじめて興味をもった人もたくさんいます。

昔から発表されていたと言われてもそんなものそもそも見ていない人も多いのです。これに関して「あれだけアピールしてれば目に入る」という方がいますが、たとえ視聴率30%の番組でも放映時に興味がなかったり、知らなかったり、TVを持っていない人は見れないのと一緒です。

 

若者だけではありません今回の件では30代や40代の方も沢山います。若者でさえ誤認する状況であれば相対的に疎い層はなおさらでしょう。このような様々な状況が複雑にあわさりこれだけの人間が訴えるに至ったわけで、決して一部の傲慢な人間のクレーム的物言いではないのです。

 

被害者ヅラするつもりもありません。俺達はこんなに傷ついた!なんて言う気もありません。

人により感情はともかく根本に関しては共通してると思っていてそれは単純に流石にこれっておかしくない?」「これが許されるのはダメでしょ……というそれだけなのです。

 

そしてその「おかしくない?」をみんなで言おう、と

個人個人が我慢せず「これは許されない」とはっきり言おう、と

 

 

拙い説明で申し訳ありませんが経緯以上となります

再度となりますが、筆者は専門ではないため間違っている点などあればご指摘ください。 すぐに修正させて頂きます。

 

 

他にあった質問

Q.嫌ならやめればよくね?なんで文句言いながら続けてるの?

A.これに対しては回答が2種類に分かれます

1つが違約金の問題です。人によりますが月額料金が大体3000円なのに対して解約違約金が2万円

7ヶ月使えるお金を払ってまで解約に踏み切るのはなかなか難しいと思います

もう1つが「WiMAXのかわりがないユーザーが多数いる」問題です。最初に書いたとおりWiMAXは光回線が整備されていない地域に光回線の代わりとして提供する目的で導入されたものです。逆に言えばWiMAX以外に選択肢がないためやめることが出来ません。

これは携帯会社のようにDocomoが嫌なら他を使えという話とは違います。例えばNTTの光しか通っていない地域の人に「NTT光に不満があるならやめればいいじゃん。NTTしか光がない?俺の地元はau光とかJCOMあるし。お前の地域の話なんてしらねーよ。嫌なのに辞めないとか意味分かんない」と言っているのと同じです。辞められますか?

 

Q.WiMAX2+使える地域なら光通ってるんじゃないの?

A.WiMAX2+のみ通っていて光回線が通っていない地域はいくらでもあるかと思います

最新のものが見つからずH23の資料ですが、総務省の調べによると光回線の人口カバー率は90%程度とされています。

現在はカバー率が99%になっていると仮定しても、日本の人口から考えれば120万人は対象外となります

それだけではなく、賃貸で光回線が導入できなかったり引っ越しが多いため導入しづらかったりという各自の事情があります。そういったニーズと合致するのがWiMAXだったのではないでしょうか。

 

参考 http://www.soumu.go.jp/main_content/000118994.pdf

 

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