お立ち台で男泣きの巨人・村田=東京ドーム(撮影・春名中) 【拡大】
(セ・リーグ、巨人4-2阪神、12回戦、巨人8勝4敗、10日、東京ドーム)巨人が村田修一内野手(34)の決勝打となる逆転の4号2ランで4連勝とし首位を守った。
0-1の二回にG党が待ちに待った一発が飛び出した。一死一塁で村田は阪神先発メッセンジャーのスライダーを右翼席へ弾き返す逆転弾。4月30日の中日戦(東京ドーム)以来、約2カ月半ぶりとなるアーチとなった。
試合後のヒーローインタビューで村田は「試行錯誤を繰り返して、けがもありましたし、チームに迷惑かけていたのでホッとしました」と振り返った。
さらに、打撃不振が続き家族と味わった苦しい気持ちを思い出したのか、「久しぶりに息子たちが見に来ていたので、息子たちにいい姿を見せたかった」と話すと、感極まって涙で声を詰まらせ、インタビューは中断。気を取り直して再開したが、「いつもパパのホームランが見たい、と息子が言ってくれる…」と最後まで涙が止まらなかった。
堂上(六回に代打で適時打)「変化球の切れがいいと思ったけど、高めなら打てると思った」
加藤(17年目で初の1試合3安打)「僕のことはいいです。チームが勝ってポレダに勝ちがついて良かった」