女子フットサルの兵庫県選抜チームの20代選手にストーカー行為をしたとして、兵庫県警がストーカー規制法違反の疑いで元監督の自営業中尾隆二郎容疑者(40)を逮捕し、神戸地検が同罪などで起訴していたことが10日、分かった。
起訴状などによると、5月、元交際相手の選手に無料通信アプリLINE(ライン)で「おまえの周りも全部殺したるわ」などのメッセージを複数回送信し、わいせつな印刷物を選手の車のドアに張ったとしている。
県警は6月1日、中尾被告をストーカー規制法違反容疑で逮捕。県警によると「メッセージを送ったことは間違いない」と容疑を認めている。
日本フットサル連盟のホームページによると、兵庫県選抜チームは中尾被告が監督だった3月、全国大会で優勝した。(共同)