ここから本文です

谷山浩子の貴重なライヴ映像がDVD化

CDジャーナル 7月10日(金)16時44分配信

 1988年6月8日に青山円形劇場で開催された〈谷山浩子 101人コンサート〉の模様を収めた貴重なライヴDVD『谷山浩子 101人コンサート at 青山円形劇場 1988』(YCBW-10058 3,000円 + 税)が、9月16日(水)にリリースされます。

 この映像は2015年2月に閉館した「こどもの城」の“ビデオライブラリー”でのみ閲覧可能で、ファンのあいだでは“ここでしか見られない激レアなコンサート映像”として長く愛されてきた作品。閉館に伴い閲覧も終了となっていましたが、多くのファンからの声を受けてDVDの発売が決定しました。

 “いつでも、どこでも、だれとでも”を合言葉に、ファンからの要望で日本全国どこへでも出かけていく、という当時としては画期的な企画だった〈谷山浩子101人コンサート〉は、1987年の東村山公民館から幕を開け、2001年のファイナルまで15年間で述べ332回にわたって開催。通常のコンサート会場以外にも公民館や集会場、喫茶店などでも実施され、“その街の人たちと谷山浩子の出会いの場”という意義深いコンサートとしてて人気を集めました。

 この公演はは、エーザイ「サクロン」のCM曲として話題となった「風になれ〜みどりのために〜」や、NHK『みんなのうた』で放送された「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」なども披露したファンならずとも楽しめる内容。さらに、谷山浩子 + 音楽プロデューサー・石井AQ + コンサート制作ディレクター・岡田信一によるオーディオコメンタリーを特別収録しており、“仕事にかこつけて全国の温泉を巡るにはどうしたらよいか?”という考えからこの企画が始まったことや、照明の搬入搬出をファンの方に手伝ってもらっていたことなど、今だから言える当時の様子がユーモラスに語られています。初回生産分は1988年当時に発売されていたコンサートのパンフレット(ミニチュア版)を封入した三方背BOX仕様を予定。

 9月には〈101人コンサートスペシャル〉をルーツとする、毎年恒例の〈谷山浩子・猫森集会2015〉を全労済ホール / スペース・ゼロで開催、さらに10月からは全国を回る〈谷山浩子ソロライブツアー2015〉が開催される予定です。

最終更新:7月10日(金)16時44分

CDジャーナル