感動をありがとう　なでしこ準Ｖ　℃−ｕｔｅ矢島、相葉らが感謝

　女子サッカーＷ杯カナダ大会で、なでしこジャパンは惜しくも連覇を逃したが、芸能界のサッカーファンたちも手に汗を握り、熱い戦いに勇気と感動をもらった。

　アイドル集団「ハロー！プロジェクト」所属メンバーによる女子フットサルチーム「ガッタス・ブリリャンチスＨ．Ｐ．」（今年３月に活動休止）で活躍した℃−ｕｔｅの矢島舞美（２３）は６日、「なでしこジャパンがアメリカに敗れてしまいすごく悔しいですが、準優勝おめでとうございます。すごいです！！」と健闘をたたえた。

　自身は昨年１０月からハロプロ全体のリーダーに就任。モーニング娘。’１５や℃−ｕｔｅらをまとめ上げる立場となり、同様になでしこのキャプテンとしてイレブンを励まし続けた宮間あや選手の姿に感銘を受けたという。

　「『後悔はない！』という言葉がとてもカッコよかったです。サポーターに対する感謝の気持ちや、仲間を思う気持ちが宮間選手のコメントから伝わってきて、私自身もハロー！プロジェクトや℃−ｕｔｅのリーダーとして、そういう気持ちを持ち続けていかなきゃ！　とあらためて気持ちが引き締まりました」

　７月１１日からは、日本特殊陶業市民会館（名古屋）を皮切りに、ハロプロの夏のコンサートツアーが始まる。なでしこの勇姿を目に焼き付けた矢島は、ハロプロ一丸となってアイドル戦国時代に立ち向かう重要性をあらためて認識した。

　嵐の相葉雅紀（３２）が６日、東京都中央区の時事通信ホールで「ミスタードーナツ」の新ＣＭ発表会に出席、なでしこジャパンに「残念ですが決勝に行くなんてすごいこと。嵐の曲を贈るなら『感謝カンゲキ雨嵐』です。感動をありがとうございました」とねぎらいの言葉を贈った。

　会見では、米ブルックリンの名所「ワイスホテル」で撮影した「ミスターサマードーナツ」の新ＣＭをお披露目。「英語のヒアリング力不足で、『レモン』が『ラーメン』に聞こえちゃって、『えっ、ラーメン入っているの？』と聞いちゃった。僕の残念な話でした」とおちゃめに裏話を明かした。また、レモン味のサマードーナツを試食し「さわやか！　青春を思い出します、ジャニーズＪｒ．のころを」とうまい食レポをやってみせた。

　過去に柏レイソルの下部組織に所属し、澤穂希選手とサッカー仲間でもある歌手のナオト・インティライミ（３５）は「最後の最後まであきらめない姿勢に強く胸を打たれました。気がついたら、手に汗を握りながら、目に涙を浮かべながら見てた」と振り返りながら「一緒に夢を追いかけられて幸せでした。胸を張って日本に帰ってきてほしいと思います」と賛辞を贈った。

　今大会が最後のＷ杯となりそうな澤選手については「もっと早く、もっと長くプレーが見たかった。やはり今もなお、世界最高峰のプレーヤーだということを証明したすばらしいパフォーマンスだった。ほんとにお疲れさまと伝えたい」とねぎらった。

　東京・東品川のバンダイナムコ未来研究所で、同社の人気ゲーム最新作「ディズニー　マジックキャッスル　マイ・ハッピー・ライフ２」の発表会に出席した歌手のＭａｙ　Ｊ．（２７）は、新曲「Ｓｐａｒｋｌｅ〜輝きを信じて〜」が同作のテーマソングに起用され、同曲を初披露。私生活ではテレビでサッカー観戦するのが大好きだそうで、この日も移動中になでしこジャパンの決勝戦を見ていたという。「本当は勝ってほしかったです。でも準優勝は本当にすごい結果だと思います。見ていて最後まで粘り強く戦っている姿を見て、同じ女性として勇気をもらいました」と刺激を受けた様子だった。