【ソウル聯合ニュース】韓国就業ポータルサイトのインクルートが大学生に「最も働きたい企業」をアンケートしたところ、インターネットサービス大手NAVER(ネイバー)が1位になった。
インクルートは9日、会員2695人を対象に行った調査結果を明らかにした。それによると、160社のうちから働きたい企業・機関を尋ねたところ、回答者のうち最も多い6.3%がネイバーを選んだ。
次いで、国民健康保険公団、アモーレパシフィック、現代自動車、国民年金公団と続いた。
2013年まで10年間1位だったサムスン電子は、昨年は2位、今年はCJ第一製糖、アシアナ航空と並んで6位タイにとどまった。
大韓航空は昨年の1位から9位に転落した。趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が米ニューヨークの空港でナッツの出し方に激怒し、離陸直前の自社機を引き返させた事件が影響したとみられる。
昨年8位だったネイバーが今年1位に浮上したことについてインクルートは、独特の企業文化を持つオンラインサービス業界に対する大学生の関心が高まった結果だと分析した。
また、これまで上位にランクインしたことのない国民健康保険公団や国民年金公団が入ったのは、リストラの可能性が低く確固とした収益基盤があり、安定していると評価した学生が多かったためだ。