北朝鮮軍幹部の脱北報道 韓国「事実ではない」

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は9日、北朝鮮の朝鮮人民軍の将星(将軍)が脱北したとの一部マスコミ報道を否定した。

 同部当局者は同日、記者団に対し「北の将星が脱北したという話は事実ではないと承知している」と述べた。

 同当局者は将星以外の北朝鮮高官の脱北説についても、「確認された事実はない」と話した。

 一方、金日成(キム・イルソン)主席の死去から21年を迎えた8日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が金主席の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝した際に、金春三(キム・チュンサム)第1副総参謀長兼作戦局長が同行しなかったことについて「北の公式報道が最も正確な情報だが、昨日の参拝団の配列や構成を踏まえると、(金春三氏が退任し)交代したと推定している」と明らかにした。

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