【ソウル聯合ニュース】韓国未来創造科学部は9日、6月の情報通信技術(ICT)輸出額が前年同月比0.2%増の139億5000万ドル(約1兆6900億円)、輸入額は同2.4%減の72億8000万ドルだったと発表した。
輸出は2カ月連続増加し、輸入は今年に入り初めて前年同月比で減少した。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は66億7000万ドルの黒字。
輸出品目別では、携帯電話が同19.4%増の22億5000万ドル、半導体が同3.0%増の53億1000万ドル、コンピューターおよび周辺機器が同6.9%増の5億8000万ドルだった。
ディスプレーパネルは同12.7%減の20億6000万ドル、デジタルテレビは同36.0%減の3億6000万ドルにとどまった。
輸入は、コンピューターおよび周辺機器が同34.1%減の7億ドル、デジタルテレビが同17.5%減の3000万ドル、携帯電話が同34.9%増の6億9000万ドル、半導体が同0.6%増の29億9000万ドルだった。
上半期(1~6月)のICT輸出額は前年同期比0.2%減の835億9000万ドル、輸入額は同4.1%増の439億7000万ドルで、貿易収支は396億2000万ドルの黒字を記録した。