長野金の金東聖氏、肖像権侵害訴訟で勝訴

長野金の金東聖氏、肖像権侵害訴訟で勝訴

 1998年の長野冬季五輪ショートトラックで金メダルを獲得した金東聖(キム・ドンソン)元選手(35)が、肖像権侵害を主張し損害賠償を求めた訴訟で勝訴した。ソウル中央地裁民事28部(ユン・サンド裁判長)は8日、金氏が健康補助器具会社A社を相手取り損害賠償を求めた訴訟で「A社は金氏に対し1000万ウォン(約106万円)を賠償するように」との判決を言い渡した。

 金氏は昨年4月、KBSのバラエティー番組『出発ドリームチーム』の収録で、A社の社長から、同社が製造したゲルマニウムネックレス、ブレスレットのセットを装着して写真を撮るよう求められ、これに応じた。

 ところがA社はその後、オンライン・ショッピングモールで金氏の写真を掲載し、あたかも金氏が自社の製品の広告モデルであるかのように表現した。6カ月後にこのことを知った金氏は昨年10月、肖像権侵害を主張し、5000万ウォン(約530万円)の損害賠償を求めて訴訟を起こした。

キム・アサ記者
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