CJ第一製糖「キムチ乳酸菌」、日本で特許取得

 食品大手のCJ第一製糖は8日、発酵食品であるキムチから分離した機能性乳酸菌「ラクトバシラス・プランタルムCJLP-133」が日本で特許を取得したと発表した。

 この乳酸菌は皮膚のかゆみなどを改善する効果がある。CJ第一製糖は日本での特許取得をきっかけとして、乳酸菌を活用した健康機能食品を開発し、日本の輸出する計画だ。

 同社は7年かけて数百種のキムチから分離した乳酸菌3500種を分析し、アレルギー性疾患やアトピーなどの皮膚のかゆみに効果がある菌種を突き止めた。

 CJ第一製糖食品研究所のキム・ボンジュン博士は「CJLP-133は感染性腸疾患と胃腸炎にも効果があり、動物性乳酸菌に比べ副作用や耐性が生じる可能性が低い」と述べた。

チェ・ソンジン記者
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