抗日戦争中、中国軍が負けてばかりだった真の理由に中国ネットも納得!「これでは勝てるわけがない」「十分あり得る話」―中国ネット

配信日時:2015年7月9日(木) 19時32分
  • 画像ID 475689
写真を大きなサイズで!
5日、中国の掲示板サイトに、「俺のじいさんが語った、抗日戦争で中国軍が負けてばかりだった真の理由」と題するスレッドが立った。これ対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中国人民抗日戦争記念館。
2015年7月5日、中国の掲示板サイトに、「俺のじいさんが語った、抗日戦争で中国軍が負けてばかりだった真の理由」と題するスレッドが立った。

そのほかの写真

国民党軍で軍医をしていたというスレ主の祖父が、スレ主に対して抗日戦争で日本に負け続けた理由について語ったという。それは「国民党軍は上層部への報告で、人数を少なくとも2割から3割は水増しし、ひどい所では7割も水増しして不正に給与などを得ていたから」だという。

それで、「日本軍が3万人きたら、蒋介石は10万人の軍を派遣するが、実際には2〜3万人しかおらず、軍はすぐに逃げだすが、上層部へは7〜8万人死亡と報告する。そうしないとつじつまが合わなくなるからだ。さらに、勝てる戦争でも上層部が来て統計すると矛盾が出るので勝ってはいけなかったのだ」とも語ったという。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「これでは勝てるわけがないな」
「これは十分あり得る話だ。統計数は簡単に誤魔化せるものだから」
「なるほど。だから数十万や数百万の軍で数万人の日本に勝てなかったのか」

「水増しはわが国の伝統だからな」
「国の主力軍がなぜ日本に負け続けていたのか意味が分からなかったが、ついに納得のいく回答をみつけたよ」

「きっと水増しをするような部隊も一部にはあったということだろう」
「水増しはあったと思うけど7割増しはさすがにないだろう。それに上層部も水増しの事実は知っていたと思うぞ」
「つまり国民党は抗日戦をまともにしていないということだな。やはり抗日戦は共産党頼りだったのか!」(翻訳・編集/山中)

関連記事:

終戦から70年、夏休みシーズンは「抗日ドラマ」花盛り、驚き描写は姿消す―中国

6日、終戦から70年目を迎えた今年の夏休みシーズンは、中国のテレビ各局が競って抗日ドラマを放送する。

「抗日戦争アニメ三部作」の製作を発表、8月よりテレビで放映―中国

6日、終戦70年を迎える今年、中国では「抗日戦争および反ファシスト戦争勝利70周年記念」と銘打った関連行事が多々行われる。舞台・映像・文学作品などが制作されるが、その中に「抗日戦争アニメ三部作」が含まれることが分かった。写真は「地道戦」のポスター。

子どもたちが水鉄砲で「日本兵」を撃ち、市内を引き回す=戦勝70周年イベントに批判の声「こういう愛国は間違っている」「恐ろしい教育だ」

5日、山東省の子どもたちが八路軍に扮して旧日本兵を水鉄砲で撃ち、戦勝70周年を祝うイベントが行われた。ネット上では批判コメントが多数書き込まれている。

中国、抗日戦争勝利70周年の記念展を世界150数カ国で開催へ―中国メディア

6日、中国政府は、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念展を今年8月から9月にかけて、世界150余の国・地域と国連本部で開催する計画を発表した。写真は中国人民抗日戦争記念館。

日本人は第2次世界大戦で中国に敗れたとは思っていなかった!=中国ネットの反応は?

29日、中国のインターネット掲示板に、「多くの日本人は、第2次世界大戦で中国に敗れたとは考えていない」と題する書き込みが登場し、ネットユーザーの注目を集めている。写真は中国人民抗日戦争記念館。
おすすめ記事
  • 最新
  • 時事
  • 国際
  • 社会
  • スポーツ
  • エンタメ
  • 地域
  • 経済
  • 文化
  • 広場
  • 話題
最新ニュースはこちら

広場トピックス

SNS話題記事

広場アクセスランキング

最新ニュース