大韓航空「ナッツ事件」のサービス責任者に労災認定、米国で訴訟準備も=米国ネット「全員どうかしている」「自分たちの国でやってくれ」

配信日時:2015年7月9日(木) 21時30分
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8日、AFP通信によると、大韓航空前副社長の趙顕娥被告が搭乗した自社機内のサービスに激高して旅客機を引き返させた事件で、旅客機から降ろされたサービス責任者が労働災害の認定を受けたことが分かった。写真は大韓航空機。
2015年7月8日、AFP通信によると、大韓航空前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告が搭乗した自社機内のサービスに激高して旅客機を引き返させた事件で、旅客機から降ろされたサービス責任者のパク・チャンジン氏が労働災害(労災)の認定を受けたことが分かった。

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昨年12月、米ニューヨーク発、韓国仁川行きの大韓航空機に搭乗した趙被告は、客室乗務員がナッツを袋のまま提供したことに腹を立て、サービス責任者のパク氏を呼びつけて叱責し、旅客機を空港に引き返させた。趙被告は自分の前にパク氏をひざまずかせ、マニュアルで小突くなどの行為をした上、旅客機を空港に引き返させてパク氏を降ろさせた。事件後、パク氏はうつや不眠症を患ったとして、韓国の勤労福祉公団に労災を申請していた。当局は8日、労災が認定されたことを明らかにした。また、パク氏は趙前副社長と大韓航空を相手取り、5000万ドル(約60億円)の損害賠償を求める訴訟を米国で起こす準備を進めているとも伝えられている。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「たった1袋のナッツのために5000万ドルだって?常識はどこにある?」

「この事件全体がナッツ(ばか)だ」

「全員がどうかしているよ」

「5000万ドルを手に入れられるといいね。大韓航空にとってはいい教訓になるだろう」

「裁判は自分たちの国でやってくれ。こっちはすでにおかしなやつらの訴訟でいっぱいなんだから」

「典型的な韓国人だ。子供じみていて、ばかげている」

「私はナッツを皿に出してほしくない。袋のまま出してくれ!」(翻訳・編集/蘆田)

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