こんにちは。
アシスタントの飯田です。

前回、お伝えしましたとおり、ノア・アカデミーへのリニューアルに伴い、りらぶろぐも、「ノアブログ」へと生まれ変わる準備を、着々と進めてきました。
そして、ついに、完成しました!

ホームページよりも一足先に、生まれ変わったノアブログをお楽しみください。

ノアブログは、こちらです。
http://noahz0112.blog.fc2.com


飯田 貴子


こんにちは。アシスタントの飯田貴子です。

3月30日に、伊藤先生より、リラ・アカデミー閉鎖についてのお知らせがありましたが、その記事のなかで、新たに開校となったノア・アカデミーのHPリニュ―アルが間に合っていないことと、ノア・アカデミーのHPが完成し次第、りらぶろぐにて、お知らせする予定でいることをお伝えいたしました。
リラ・アカデミー閉鎖について

本来でしたら、ノア・アカデミーのHPが完成するまで、リラ・アカデミーのHPを存続させるはずだったのですが、突如、リラ・アカデミーのHPで使用していたサーバーが、4月27日をもって廃止になるとの連絡を受けました。

今後、どのように対応していくかを模索いたしました結果、これまでリラ・アカデミーのHP上に掲載してまいりました情報の一部を、「インフォメーション」として、一時的にこの「りらぶろぐ」に転記し、ノア・アカデミーのHPが完成するまでの間は、こちらにて必要最低限の情報を皆さんにお届けしていくことになりました。

現在、ノア・アカデミーのHPリニューアルに向けて、日々着々と作業を進めておりますが、完成までには、まだしばらく時間がかかりそうです。

また、ノア・アカデミーのHPが完成するのを待たずに、このりらぶろぐが、「ノアブログ」として生まれ変わる予定です。準備ができましたら、またこの場でお知らせいたします。


現在、リラ・アカデミーのHPで使用されている写真のほとんどは、2011年に高知の海で撮影されたものです。
高知の海は、伊藤先生が2001年に四国八十八箇所を巡られた際、たくさんの神秘体験をされた、先生にとって最も大切な、思い出深い場所です。

そんな特別な場所で撮影された写真が、ふんだんに使われたリラ・アカデミーのHPは、伊藤先生が断じて妥協することなく、隅々までこだわり抜き、7か月もの時間をかけて完成させた作品なのです。
間もなく、そのHPがこの世から姿を消してしまうのかと思うと、色んな思いが湧き上がってきます。

それらの思いを心に持ちながら、私も伊藤先生と共に、ノア・アカデミーの一員として、新たな挑戦に向かいたいと思います。

今後、ノア・アカデミーのHPが完成するまでは、なにかと皆さんにご不便をおかけすることになるかと思いますが、どうか、もうしばらくお待ちください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


飯田 貴子


二十歳の息子と

こんにちは、佐藤俊哉です。
前回は、先生のご指導のもと、引きこもりの息子と言葉を交わすことができるようになりたい一心で、取り組みを進めてきたことを、書かせていただきました。
今回は、その続きをお伝えしたいと思います。

私は、息子との取り組みを必死で頑張ってはいるものの、何度誘っても断られてばかりで落ち込んでいることを、先生のセッションで伝えさせていただきました。

そんな私に先生は、「はっきりと『NO』と言えるのはいいことだ。息子さんが断るということは、彼が自分の意思表示をしているということなのだから、とてもいいことだと思いなさい」と、仰いました。
それを聞き、「そうなのか」と、目から鱗が落ちる思いでした。

その日以降、私はめげずに、息子に声をかけていこうと思えるようになったのです。
「また断られるに決まっているのに」と、からかう妻の言葉をしり目に、私は息子に声をかけ続けました。
そうしていくうちに、断られても、無言で首を横に振られても、それ程落ち込まなくなりました。その都度、これは彼の意思表示なんだ、いいことなんだと、何度も自分に言い聞かせました。

私も家にいる時間が少なく、彼も自分の部屋にこもっていることが多いため、たまに家の中ですれ違うときくらいしか声をかけることができませんでしたが、あまりしつこく言っても嫌がるだろうと思い、少しずつアプローチをしていきました。

しかし、なかなかうまくいきませんでした。
そこで私は、先生から教えていただいた、もうひとつのアプローチを試みました。それは、息子が興味のあるものや、好きなもので誘い出す方法です。
私は、漫画好きな息子を、いつも自分の取り組みのために利用している、漫画喫茶に誘ってみました。すると、息子が初めて、「行ってみたい」と言ったのです。
ほんの少し息子の気持ちが動いたことに、私は心の中で、小さくガッツポーズを決めました。

漫画喫茶では、彼は黙々と漫画を読んでいたため、話すことは出来ませんでしたが、それでもその行き帰りに、少しずつ何気ない会話をすることが出来ました。
その後も、二回ほど一緒に漫画喫茶に行きました。

そうしていくうちに、「この間はどうだった?」「今度また行こうか」などと、深夜に家でたまに顔を合わせた時に、ごく簡単な会話が出来るようになりました。
少しずつ、息子との距離が縮まっていく手ごたえを感じながら、私はこの小さな灯を絶対に絶やすことなく、大切に育てるんだと思いました。

その間、私はといえば、リラで月に一度のセッションに加え、ワークショップも可能な限り受講し、さらに、念願のカルマ清算コースにも入りました。自分自身の在り方を改めることが、息子の成長にも繋がるのだと信じ、日々コースの仲間たちとまみれながら、自分自身のカルマと向き合い続けました。 

その結果、以前と比べて、自分が大きく成長したことが認められるようになりました。周りの仲間からも、「俊哉はすごく変わった」と、言ってもらえるまでになりました。

そんなある日のことです。
二十歳になったばかりの息子が突然、「お父さん、居酒屋に行きたいんだけど」と、誘ってきたのです。

息子が生まれたときから、彼が二十歳になったら一緒にお酒を飲みにいくことが、私の大きな夢でした。それはどんなに楽しいことだろうと、ずっと思っていました。
それを、「いつか飲みにいかないか」と伝えてはいたものの、まさか本当に彼の方から誘ってくれるなんて思ってもみませんでした。まるで、夢のようでした。

その反面、彼が土壇場で、「やっぱりやめる」と言い出すのではないかと、不安で仕方ありませんでした。どうかキャンセルにだけはならないようにと、祈るような気持ちでいました。

そして、ついに、待ちに待った当日を迎えました。
居酒屋で初めて息子と二人だけで酒を飲み、自然体で色々な話をすることが出来ました。無理に話題を振るのでもなく、自分の思いを一方的に言うのでもなく、沈黙を怖がるのでもなく、ごくごく自然に彼と話が出来ている自分がそこにいました。

息子は、父親である私やお母さんに対して、どう思っていたのかも話してくれました。子供の頃、私たちに上手く甘えられなかったことも、打ち明けてくれました。不登校になった時のことも、お互いに話しました。
彼は、監督とコーチに対して、「大人なのにどうして」と思ったそうです。理不尽な大人に対する、彼の失望を感じました。

私は、当時の親としての自分の在り方が、とても悔やまれることや、伊藤先生から教えて頂いている今なら、きっとまったく違った対応ができたと思うことを伝えました。そして、彼の気持ちを無視するような父親であったことを、息子に謝りました。

高校を中退したことについて、今どう思っているのかも話してくれました。息子は、全く後悔はしていないと言いました。
そして、これから、どうしていきたいのかも話してくれました。その他にも、いろいろと話をしました。
彼と話す中で、胸がきゅっと痛くなるような、切ない思いもありましたが、心から楽しめる瞬間もありました。本当に夢のような時間が、過ぎていきました。幸せでした。

私にとって、この人生で最も嬉しかったことは、息子が生まれてきてくれたことでした。そして、二十歳になった息子から飲みに行こうと誘われ、それが実現したことは、人生で二番目に嬉しい出来事でした。

先生は度々、「自分の成長が、家族や周りの人に影響しなければうそだ」と仰います。
私は、息子に話しかけることさえ出来なかったところから、こうして会話が出来るところまで、たどり着くことが出来ました。
全ては、先生のご指導のおかげだと思っています。
私のセッションを担当してくれていたよださんや、コースの仲間にも感謝の思いが湧き上がってきます。

息子との会話は、まだ始まったばかりです。
彼には、これから社会とどう関わっていくのか、という大きな問題もあります。ですが、一番大切なのは、彼がどんな人生を歩んでいきたいかだと思っています。

これからは、彼と二人三脚で進んでいきます。
今後のことも、またこの場で、皆さんにお伝えできたらと思っています。

どうぞ、よろしくお願いします。


佐藤 俊哉




4月交流会のお知らせ
  交流会後、勉強会も開催します



日程: 4/29(水・祝)

時間: 交流会 13時~16時(受付12:45より)
      勉強会 16時半~19時半

プログラム:リーディングをしながらディスカッション

参加費: 交流会 3,000円 (当日会場にて、お支払い)
        勉強会 3,000円 (当日会場にて、お支払い)

場所: ノア・アカデミー  
      JR山手線 品川駅 港南口(東口)を出て徒歩約8分

※人格統合勉強会は、『ネガティブを愛する生き方』『人格統合vol.1』『人

格統合vol.2』を読まれた方は、どなたでもご参加いただけます。

※お申込みは、ノア・アカデミーまで、メールや電話で承っております。

電話:03-5460-8820
e-mail:info@ly-ra-academy.com

息子とともに

初めまして、現在カルマ清算コースで学ばせて頂いている、2期生の佐藤俊哉です。

私は歯科医師で、ごく一般的な開業医です。
私は約二年半前に、先生のご著書『ネガティブを愛する生き方~光と闇の法則~』に出会い、先生の存在を知り、リラを知りました。
実は、この本を手にするきっかけとなったのは、息子の不登校でした。

その不登校になった息子と、同じ屋根の下に暮らしながら、話すきっかけさえつかむことが出来なかったところから、先生のご指導により、息子との間に徐々に心の交流が生まれ、長年の夢だった「あること」が叶うまでのお話を、今回より二回に分けて、皆さんにお伝えしたいと思います。

そもそも息子が不登校になったのは、私が彼の気持ちを理解し、共感してあげることができなかったことが原因でした。
当時息子は、普通高校の、小さな野球部のエースで4番でした。

しかし、高校三年のとき、最後の県大会まであと一ヶ月という場面で、彼は監督やコーチから受けた、理不尽な指示に対して強い反発を示し、監督とコーチと対立しました。

息子の言い分は真っ当なものでしたが、私は彼の憤りや複雑な思いを充分にくみ取ることなく、「あと一ヶ月の辛抱だ。県大会に出ることは人生で貴重な経験となるはずだから、ここは我慢して部に留まってほしい」と言いました。

その時の私は、それが彼にとっていいことだと思い、そう伝えましたが、今振り返ると、そんなものは彼の気持ちなど全く無視した、私の一方的な思いの押しつけでしかありませんでした。

息子は一旦は私の話を受け入れて、監督やコーチに形だけの謝罪をして部に戻ろうとしました。
しかし、やはり彼にとって、精神的にそれは受け入れられないことであり、謝罪をするために学校に行こうと駅まではたどり着いたものの、そこから先へはどうしても行けなかったのです。

その日から、彼は不登校になりました。

それまで一見順風満帆な生活を送っていた私達家族の生活は、息子の不登校により一変しました。あわてた私と妻は、彼とどう接したらいいのか、様々な方法を探りました。
私はありとあらゆる本を読み、不登校の家族を支援する団体組織にも行きました。
しかし、それらの本や組織で言われることは、一見正論のように感じられるものもありましたが、私には常にもの足りなさが付きまとっていました。

結局、心を閉ざしてしまった息子と、どう接していけばいいのかということに対する、確かな答えは見つかりませんでした。

そして、半ば諦めながらも、「まあこんなものか、気長に様子を見ていくことでしかないのか」と思っていたときに、先生のご著書と出会ったのです。

そこには私が求めていたことが、全て書かれてありました。
私は早速、当時のリラ・アカデミーに行き、交流会、勉強会、ワークショップに参加して、先生のセッションを受けさせていただきました。

セッションで息子のことを相談した私に先生は、ハートに基づいた人とのかかわり方を中心に、息子への接し方を具体的に教えてくださいました。

当時の私は、息子と話をしたくても、断られることがとても怖く、日常の中で息子に声をかけることすらできない状態でした。また、声をかけるにも、何からどう話せばいいか分からないと悲嘆していました。

そんな私に先生は、息子に対してどんなことでもオープンに話すことが大事であり、自分がかつて失敗したことや、弱い部分も全てを晒していくことだと仰いました。そうすることで、息子も徐々に、心の内にある思いを語り始めるはずだと。
最初は、何気ない会話から始めていくといいとも言われました。

先生にそのようにご指導頂いたことによって、自分の中に覚悟のようなものが芽生えました。
そして、ようやく思い切って息子に声をかけてみました。ですが、案の定あっさりと断られ、私は酷く落ち込みました。

それでも頑張って何度か声をかけてみましたが、結果は全て断られました。
私は「やっぱりだめだな」と、自信を失いそうになりました。

どんなに頑張っても息子の心を掴むことができず、落ち込む日々の中で、毎日の通勤のときに、楽しそうに仲間と話す、息子と同じ年頃の若者達を見ると、思わず胸が締め付けられるようなこともありました。
あのとき、私が息子の気持ちに寄り添えなかったばかりに、彼が本来味わうはずだった青春の日々を奪ってしまった。そんな自責の念にもかられました。

何よりも息子が今何を感じ、何を思っているのかを、まるで察することのできない、そんな自分に腹が立ちました。
何としても、息子の気持ちが少しでも分かるようになりたい。その一心で、私はがむしゃらに先生から示していただいた取り組みに、日々向かいました。

そんな私に対して、先生は手取り足取り、気長に付き合ってくださいました。

次回は、必死に頑張りながらも、なかなか思うような結果を出すことができない私に、先生がどのように、愛情に溢れた、また目から鱗が落ちるようなご指導をしてくださったのか、そして、先生のご指導により、私が夢にまで見た瞬間が訪れた日のことを、お伝えしたいと思います。


佐藤 俊哉


愛し合うって、どういうこと?

こんにちは、依田真由美です。

本日は、「ノア・アカデミー」としては初開催となる、オプショナルセミナーについてお知らせします。

オプショナルセミナー第10弾として、5月17日(日)に、「パートナーシップセミナー」が開催されます。講師は、伊藤先生です。そして、私依田が、サブ講師を務めさせていただきます。

伊藤先生は、パートナーシップについて、通常のスピリチュアル業界で言われる、男女の関係におけるパートナーシップということだけではなく、職場での上司と部下の関係性や、同僚とのパートナーシップ、または、親子関係や友人関係など、ありとあらゆる全ての人間関係がパートナーシップであると教えてくださいます。

パートナーシップを男女に限定したものと捉えている限り、絶対的に真のパートナーシップは築かれないのだとも、先生は仰います。
そして、他者と真のパートナーシップを成立させるには、自分自身の内なる男性性、女性性のパートナーシップの確立が不可欠であることを教えてくださいます。つまりは、人格同士の関係性におけるパートナーシップということ。それらは全て、外側の人間関係に反映されるのです。

先生は、普段からよく、
「自分が男だったら、自分みたいな女と結婚したい。自分が女だったら、自分みたいな男と結婚したい」と言われるのですが、これこそが、内なるパートナーシップの最終ゴールなのです。
自分をすごくいい女だと思えるのか、自分を誰よりも男前だと思えているかということは、内なる統合に向かう上で、欠かせないポイントとなります。

先日、先生は、ペットとの関係性もパートナーシップなのだと、お話してくださいました。
先生が迎え入れられた鳥さんたちは、世間ではコンパニオンバードと呼ばれたりします。コンパニオンアニマルズというのは、人間にとって伴侶です。
人と動物の関係もパートナーシップであり、鳥さんたちは一羽一羽が、先生にとって、紛れもないパートナーなのです。

そういう意味では、本来人生というものは、周囲を見渡せばパートナーだらけ。それにもかかわらず、パートナーを一人だけ持とうとする、その感性こそがカルマなのだと先生は仰います。

そして先生は、霊的探求への欲求とは、より良いパートナーシップを求める思いとイコールであるとも言われました。他者と関係性を築いていくなかで、お互いを高め合っていくのだと。

みなさんにとって、新生活の始まるこのタイミング。
職場や学校、家庭でのパートナーシップに腰を据えて向かっていくのに、とてもいいタイミングであると思います。

今回はまた、パートナーシップという、これまでと少し毛色の違うテーマとなっていることもあり、どのようなセミナーとなるのか、みなさんと共に学ぶ1日が、今からとても楽しみです。


依田 真由美




■パートナーシップセミナー

1年以内に「2days集中ワークショップ」に参加したことのある方、もしくは、一般クライアントとして、一定期間セッションを継続されている方であれば、参加可能です。

 日 時: 5/17(日) 11~21時
 場 所: ノア・アカデミー
 講 師: 伊藤 美海
 料 金: 25,000円 
 持ち物: ノート、筆記用具

〈メニュー〉
 ・パートナーシップとは
 ・内なる男性性・女性性とは
 ・人格統合とパートナーシップ
 ・陰陽法則に則ったパートナーシップ
 ・人間関係とパートナーシップ

〈注意事項〉
 ※ 合間に1時間程度のお昼休憩を、はさみます。
 ※ 終了時間は、21時を過ぎる可能性もありますので、ご了承下さい。
   終電などのご都合によっては、早退も可能です。
 ※ 録音は可能です。
 ※ 前日・当日のキャンセル・変更につきましては、
   100%のキャンセル料が発生いたしますのでご了承下さい。
 ※ 締め付けの少ない楽な服装でお越しいただくか、もしくは、
   スウェット等の着替えをご持参下さい。
   (ジーンズ・タイトスカート・スーツ等の着用は、心身がリラックスすることを
   妨げるため、お控えになることをお勧めします)



申込みやお問合せは、ノア・アカデミーまで、メールや電話で承っております。
電話:03-5460-8820
e-mail:info@ly-ra-academy.com


さよなら、睡眠薬

こんにちは、小西美樹です。
前回の記事で先生がお伝えしましたように、この四月から、リラが「ノア・アカデミー」として生まれ変わりました。
私自身も新スタッフとして、ノアのクルーの一人として、最大限、先生と一緒に、このノアという船を前に進めていきたいと思っています。
どうか、皆さんにも、温かく応援して頂けたらと思っています。
このようなタイミングに居合わせたことの大きな意味を感じながら、ノア・アカデミーとしての第一本目の記事を、私が書かせて頂きたいと思います。

今回は、私が二十年来、常用してきた睡眠薬を、先生からの日常の中でのご指導により、たった二日で完全に睡眠薬を必要としなくなったという、まるで魔法のようなお話しを、お伝えしたいと思います。

それは、ノアのアシスタントとして中枢入りしてすぐ、先生のご厚意で、飲みの席にご一緒させて頂いた時のことでした。
話の流れの中で、私が徹夜をすることが得意だという話題になり、それは、睡眠薬を飲まなければ、眠ることができないからなんですと、先生にお伝えしたことがきっかけでした。

先生は私に、「ケミカルを長期に渡って摂取し続けることで、ゆくゆく肉体面や精神面に、何らかの歪が出てくることになる。今のまま薬に頼っていけば、ノア・アカデミーの認定ティーチャーになるという、最大の目標に向けて頑張っていこうという時に、薬の害によって道を阻まれることになる可能性が十分に考えられる」と、仰いました。

また、私は湿疹などの皮膚疾患を度々発症するのですが、それに関しても先生は、ケミカルの摂取によって体に蓄積された毒素を、体が外に排出しようとしているのだろうと言われました。ケミカルを摂り続けるという、その悪しき習慣を断ち、これからは体内に溜まった毒素を抜いていった方がいいと、ご指導頂きました。

ですが、そんなご指導を先生にして頂いたにもかかわらず、私は、翌日のお仕事のことを考えると、どうしても眠らないことが怖くてたまらず、その日も結局、夜中の3時を過ぎたところで、我慢できずに睡眠薬を飲んでしまいました。

翌日、そのことを先生にお伝えすると、先生は、「眠れないのなら、朝までずっと起きていたらいいんだよ。あなたの一番大きな役割りは、りらぶろぐ関連のことなんだから、眠れない時は朝まで原稿を書いたりして、翌日、出勤してからここで寝るといいよ」と、仰いました。
そこで私が、「これまでの人生で、職場にかぎらず、外出先で昼寝などをしたことが一度もないんです」とお伝えすると、先生は「マジで!?」と、ものすごく驚かれながら、「他の人達が必死で仕事している時に、ひとり爆睡する快感。それがどんなに至福なことであるか、ここで経験してごらん」「よし、小西の宿題は職場での昼寝だ!」と、ご指導頂きました。

私は、先生のそんなユーモアにあふれた素敵な教えに、わくわくするような感動を覚え、早速その日の夜、貫徹で原稿を書くことにしたのです。
そして、そのままフラフラになりながらノアに行き、事務所でお昼寝にチャレンジしました。

あんなにできなかった、人のいるところで眠ること。いくら眠くて仕方ないとはいえ、「果たして本当にできるのだろうか?」と、ちょっと心配だったのですが、先生に良い結果をお知らせしたい一心で、頑張りました。
その結果はなんと、一時間もお昼寝することができたのです。しかも、それはとても気持ちよく、最高に幸せで、天国にいるかのようなお昼寝タイムでした。目覚めた時には、「できた! お昼寝できたぞ!!」という感動でいっぱいになりました。

私は、すぐに先生に結果をお伝えしました。「先生、眠れました!」と、嬉しさいっぱいで報告した私に、先生は笑いながら「よかったな、小西」「今晩は、眠れるといいな」と、仰ってくださいました。

そして帰ってから、ドキドキの夜を迎えました。どんなに疲れていても、薬を飲まないと眠れなかった私のこと。「薬なしで眠れる可能性は低いな」とも思っていたのですが、そんな心配をよそに、私の意識はベッドに入ると、あっという間にカクンと落ちたのでした。

朝ベッドの中で目覚めた時には、「やった!薬なしで眠れたぞ!!」と、驚きと更なる感動でいっぱいになったのでした。
「本当に、なんてすごいことなのだろう」と、世界がバラ色に感じた瞬間でした。

そうして、その日を境に自信を持った私は、夜眠れない不安に駆られることがなくなり、毎晩、あっという間に、薬なしで眠れるようになってしまったのでした。

今の私は、先生のお近くで、こんな風に素晴らしい教えを直接たくさん学べることが、嬉しくて、ありがたくて仕方がありません。先生の、何物にも捉われない自由な感性や生き方に、心底憧れます。

これからも先生から、たくさんの素晴らしいことを教えて頂き、それを皆さんにお伝えしていきたいと思います。


小西 美樹



寒さも和らぎ、やわらかな日差しが降り注ぐ季節となってまいりました。
皆さんは、如何お過ごしでしょうか。

本日は、新たな命が次々と目を覚まそうとするこの時季には、相応しくないお知らせをしなければなりません。

リラ・アカデミーは本年、設立十周年を迎えました。本来であれば、祝福すべき年でございますが、リラ・アカデミーは、2015年3月末日をもって閉校いたします。

リラ・アカデミー閉校に至った経緯にかんしましては、敢えて、この場でお伝えすることを控えさせていただきたいと思います。

そして、この4月より、「NOAH‐Z ACADEMY」、通称「ノア・アカデミー」として、再出発いたします。
それに伴い、これまでリラ・アカデミーを形成してきたスタッフは、認定ティーチャーである依田真由美を除いて、認定・アシスタント共に全員解任とします。

解任となる認定ティーチャーが担当していたクライアントの皆さんには、多大なご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
今後も、新たな担当者と共に成長を遂げていかれることを、切に願っております。

また、現在、旧スタッフから新スタッフへの引継ぎや、HPのリニューアル作業が、まったく間に合っておらず、ノア・アカデミーが本格的に始動するまで、今しばらくお時間をいただくことになります。
その間は、皆さんにご不便、ご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、どうかご容赦ください。

今後も、住所・電話番号は、従来通りとなりますが、メールアドレスとノア・アカデミーの公式HPのURLは、変更となります。詳細にかんしましては、準備が整い次第、お知らせいたしますので、しばらくお待ちください。

また、この「りらぶろぐ」は、ノア・アカデミーのHP完成と同時に、リニューアルいたします。それまでは、このまま当校の生徒たちによる成長記録をご閲覧ください。

交流会、勉強会、ワークショップなども、引き続き通常通り開催いたしますので、どうぞ、お気兼ねなくご参加ください。


この十年を振り返ると、数えきれない人たちの顔が浮かんでは消えていきます。
この間、本当にたくさんの出会いと別れを繰り返し、何転生分にも相当する様々な経験をさせていただきました。ひとことで言うならば、持ち得る力をすべて注ぎきった、悔いのない十年でございました。

もちろん、リラ・アカデミー設立十年目にして、このような決断をしなければならなかった現状に、私自身、思うことは多々ございますが、今はただ静かに、新たなチャレンジへとシフトしていきたいと思っております。

最後になりますが、これまでリラ・アカデミーを訪れたすべての方が、それぞれの道を貫き、悔いのない人生を送られることを、そして、輪廻という深遠なる旅を満喫されますことを、心よりお祈り申し上げます。


 2015年3月30日

                              リラ・アカデミー 代表 伊藤美海