なでしこJの経済効果はいかほど? 専門家が弾き出した額は驚愕の「1兆円」 (1/2ページ)

2015.07.06


祈りながら試合を見守る日本の女性サポーターら=東京都渋谷区(撮影・納冨康)【拡大】

 今大会も日本中を熱狂の渦に巻き込んだ「なでしこジャパン」。その活躍ぶりに経済界から期待の声が上がっている。気分が高揚した国民の消費活動が、活発になるのは確実だからだ。果たしてどれほどの経済効果が見込まれるのか。専門家が弾き出した金額は何と驚きの−。

 前回大会に引き続き、決勝で米国と対決。激闘を演じて国民の目をくぎ付けにしたなでしこジャパン。資産運用会社「三井住友アセットマネジメント」(東京都港区)のオンラインマーケティング部長、宗正(むねまさ)彰氏は、彼女たちがみせた熱戦が、莫大な経済効果をもたらすと話す。

 「経済効果とは、直接効果と波及効果に分けられる。サッカーにおける直接効果とはスタジアムの建設やインフラの整備だが、海外で試合が行われた今回は国内での影響はない。期待されるのは波及効果。日本国内の消費活動の半分以上は個人によるもので、なでしこジャパンの活躍が人々の気分を明るくし、財布のひもを緩めることにつながる。2011年大会での優勝は、東日本大震災で広がっていた自粛ムードを転換させることになった」

 前回大会では「経済効果が1兆円を超える」との予測もあった。今回はどれぐらいの効果が考えられるのか。

 

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