独SAP、サッカークラブ連合のIT武装支援 横浜Mも

2015/7/8 20:25
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 【フランクフルト=加藤貴行】欧州ソフトウエア最大手の独SAPは7日、横浜F・マリノスなどが加わるサッカークラブ連合、英シティ・フットボール・グループ(CFG)とパートナーシップ契約を結んだと発表した。IT(情報技術)を駆使し、業務改善や選手のパフォーマンス向上などに役立ててもらう。欧州ではサッカーのIT武装が始まっており、日本にも波が押し寄せてきた。

 SAPは横浜Mのほか、イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティ、米ニューヨーク・シティ、オーストラリアのメルボルン・シティのCFG傘下4クラブとそれぞれ契約。クラウドでソフトを提供し、技術的な助言もする。

 各クラブは内部でチケット発券、マーケティング戦略、人材管理などのデータ分析に活用。また試合のライブ映像などを提供して固定客を広げたり、選手の健康状態の管理をしたりする場合にもデータを効率的に生かせるようになる。

 SAPは人事、財務など企業にかかわるあらゆる情報を扱う統合基幹業務システム(ERP)の最大手。スポーツ経営でも一般企業同様にIT武装の需要があるとみてスポーツ分野を強化している。昨年のワールドカップ(W杯)で優勝したドイツ代表も支えた。

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