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各種調査 更新日:2015/07/09

飛び散らなければ危険じゃなかった!?「株式会社 エコボンド」長井氏に訊く、「アスベスト」が未だに残る中古物件の実態

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アスベスト被害といえば、数年前にテレビなどのメディアで問題に。最近では、アスベストに関する問題が、あまり取り上げられなくなりました。

しかし、現在でも中古物件にはアスベストが利用されていることがあるそうです。

費用の都合で、中古物件を選んで住む方が多い中、いまだに残ると言われるアスベストについて、アスベスト調査のプロである「株式会社 エコボンド」の長井氏に、アスベストの危険性についてお訊きしました。

アスベストの危険性は“3つ”のレベルで分類される

— アスベスト調査・撤去に関して、現在「株式会社 エコボンド」で行っていることを教えてください

長井:主に、建物の解体工事をする時の一環としてアスベストが使われていた場合の撤去を行っています。そもそも、アスベストを撤去できないと建物を解体できないので、建物解体と合わせて行うというのがあくまでメインですね。リフォームが流行しているので、そういう場合であればアスベスト単体の撤去するということもありますよ。

— なるほど。アスベストは、どのような場所に多いのでしょうか?

長井:解体工事をするような家、築30年〜40年以上経っている家などの屋根をみると、高確率でアスベストを見つけることができます。屋根には大きく分けて2つのパターンがあって、「瓦」と「トタン」があります。「トタン」の屋根であれば、まずアスベストは無いですね。稀にある程度です。

自分の家の屋根をまず見て、どちらの屋根を使っているかを確認してみると良いですよ。「瓦」であれば「和瓦」の場合は限りなくゼロですが、「洋瓦」にはあるかもしれません。アスベストは海外から来たものなので、古い洋風の建物などに多いです。もし、判断出来ない場合は、法務局に行って建物謄本というのを確認すると良いと思います。「スレート」「コロニアル」と書かれているのが洋瓦です。

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— 一時期、アスベストが社会問題になりましたが、どのような危険性があるのでしょうか?

長井:アスベストには「レベル3」「レベル2」「レベル1」とレベルがありまして、レベル1が一番危険です。正直なところ、レベル3というのは屋根に使われているような固形のアスベストで、解体する建物の6割くらいがレベル3ですね。粉塵が起こりづらいので危険性が最も低いんですよ。身体に直接擦るなどしない限り、影響が出ないくらい。

このレベルというのは、飛散性を表したもので、レベル3は固形なので飛散しにくいのですが、レベル2や1は「吹きつけ」して固めるものなので解体時に飛散しやすいため危険と言われています。レベル2は工場で配管や鉄骨などを解体するとき、レベル1は、解体現場に大量のアスベストが空気中に舞っているような状態です。なので、一般の方がレベル2や1を浴びるといったことはほぼ無いので安心してください。

正直なところ、屋根に使われるようなレベル3のアスベストであれば、風雨に耐えられるようなものなので、すぐに壊れて飛散するようなことは無いですし、溶け出すといったこともありませんので、慌てずに依頼していただければ速やかに撤去しますよ。

アスベストを撤去するとき、知っておきたいこと

— 危険性の少ないレベル3であれば、自分で撤去しても大丈夫なのでしょうか?

長井:アスベストは、特別管理廃棄物という扱いのため、一般の方が撤去したとしても通常のゴミに出すことが出来ません。なので、勝手にやってしまうと、知らない間に法律違反しているということになります。免許が必要なんです。処理場に持っていくとしても、アスベストの処理費用は非常に高いのでおすすめしません。

しかも、アスベスト専用の袋に入れなきゃいけないんです。一般の人が、そういったものを持っているかと言ったら、ほとんどの家庭にはないですよね?自分でアスベストを撤去するとなると、結構厳しいんじゃないかなと思いますね。

— アスベスト撤去をお願いするとき、業者選びで注意することはありますか?

長井:アスベスト撤去をするには、役所に届出をする必要があるんですが、実は、届出をだしていない悪質な業者が多いんです。バレなければいいやという風に、意外と居るんです。そういった、業者を見分ける方法として、「価格が異常に安いこと」ですかね。

例えば、先ほども言いましたがアスベスト処分には別途費用が掛かるんですが、この部分をお客様がしっかり理解した上で依頼する業者を見極めて欲しいですね。あまりにも価格が安い場合は相場よりも安い理由をしっかり業者に確認することです。ごく稀にですが、中途半端に解体した状態で逃亡するといった事例もあるので、安さの誘惑に負けて依頼しないほうが良いと思います。

— 最後に、アスベスト撤去に関して、今後の課題や目標などがあれば教えてください。

長井:「株式会社 エコボンド」は、数々のお客様に公害を出さないアスベスト撤去の技術の高さを評価していただいております。悪質な業者には負けますが、優良な業者の中では低価格で作業をさせて頂いております。さらに多くの現場で、仕事の質を落とさず丁寧に、アスベスト撤去に貢献できるよう、頑張りたいと思っています。

— ありがとうございました。

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株式会社 エコボンド
住所:神奈川県川崎市川崎区中島2丁目18-9メゾンミールアトラス201号室
電話番号: 044-589-3800
HP:http://www.ecobond.co.jp

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