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富士山入山料 去年に比べ協力の割合低下
7月9日 6時20分

富士山入山料 去年に比べ協力の割合低下
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富士山の山梨県側での山開きから7日までの1週間に、いわゆる「入山料」を支払ったのは登山者の半分ほどで、およそ235万円が集まったことが分かりました。協力した人の割合は去年に比べ20ポイント余り低くなっています。
富士山では環境保全などに役立てるため、登山者から任意で1人1000円を集める「富士山保全協力金」、いわゆる入山料を去年から本格的に導入しました。
山梨県によりますと、今月1日の山梨県側での山開きから7日までの1週間に、山梨県側の登山道では去年の同じ時期に比べ420万円余り少ないおよそ235万円が集まりました。
場所ごとに見ますと、5合目が最も多く215万円余り、次いで6合目が19万円余りとなっています。
また協力したのは登山者の48.7%にあたる2838人で、協力した人の割合は去年の同じ時期に比べ20ポイント余り低くなっています。
協力した人の割合が低くなった理由について、山梨県は悪天候が続いたため、受付場所をツアー客が支払いやすい5合目のロータリーではなく、総合管理センターの建物の中に設置したためだと分析しています。
山梨県は「今週末からは入山料の受付場所の5合目のロータリーに、雨風に強いコンテナを設置して協力を呼びかけたい」としています。

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