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●新体制に懸念の声 (07/08 18:58)
 7日決まった青森市のアウガの新しい役員体制。鹿内市長が会長に就任して経営再建に直接携わることになったが、実効性に懸念や疑問の声があがっている。
 鹿内市長は7日、アウガを運営する青森駅前再開発ビルの記者会見で自らの会長就任を発表した。
 社長には佐々木副市長が就任し、6人の役員のうち4人を市の幹部とOBが占めることになった。
 青森市中心市街地活性化協議会の加藤博副会長は、経営難に陥っている第三セクターの会長に会社経営の経験を持たない市長が就任したことに疑問を投げかける。
 役員の中には流通や服飾などの専門家が入っていない。
 加藤さんは第三セクターが今後設置するプロジェクトチームで専門家の意見を聞くべきだと話す。
 第三セクターの専門家は市長が第三セクターの会長を兼ねることはチェック機能が効かない恐れがあると指摘する。
 行政学の専門家も行政の仕組みとして責任の所在があいまいになると懸念を示す。
 鹿内市長はアウガ再生の陣頭指揮をとるとして会長に就任したが専門家から懸念や疑問の声があがり、経営再建の難しさが浮き彫りになっている。



●小学生が選挙体験 (07/08 18:56)
 小学生を対象にした模擬選挙が青森市で行われ、子どもたちが選挙の仕組みや大切さを学んだ。
 模擬選挙は青森市の筒井小学校で行われ、はじめに候補者役の大学生3人が公約を発表した。
 争点は給食のメニューや子どもの携帯電話の是非など。
 6年生91人が有権者として参加し、選挙公報に見立てたチラシでそれぞれの主張を見比べたあと実際に投票した。
 先月選挙で投票できる年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が成立し、若い人たちの政治参加の意識を高める取り組みが急がれている。
 模擬選挙は日本青年会議所が子どもから選挙に関心を持ってもらおうと全国の小学校や中学校で行っている。
 子どもたちは自分たちも6年後に投票できるようになることや選挙の大切さを学んでいた。



●サケ養殖 80億円めざす (07/08 18:54)
 青森市の水産食品会社・オカムラ食品工業が深浦町に計画しているサーモンの養殖事業は、10年後に年間販売額80億円を見込んでいることが分かった。
 これはオカムラ食品工業の岡村恒一社長が8日、青森中央学院大学で講師を務めた公開講座で紹介した。
 それによると深浦町に大規模なサーモンの養殖事業を計画しているオカムラ食品工業はことしの秋に最初の施設を作る。
 その後さらに2つの施設を作り、10年後の2025年には生産量7300トン、販売額80億円を目標に250人を雇用する計画。
 オカムラ食品工業は現在、デンマークで養殖されたサーモンをベトナムの施設で寿司の切り身などに加工し、国内で販売している。
 しかし取引先の外食産業などから国産のサーモンを求める声が多く、深浦町に養殖施設を作ることになったもの。
 オカムラ食品工業ではトラウトサーモンの養殖からはじめ、最終的にはキングサーモンの養殖に乗り出すことにしている。



●児童がタマネギ収穫 (07/08 18:52)
 ことし10月にご当地グルメによるまちおこしの祭典「B‐1グランプリ」が開かれる十和田市では地元の小学生たちが「十和田バラ焼き」などに使うタマネギを収穫した。
 タマネギを収穫したのは三本木小学校と東小学校、それに松陽小学校の児童合わせて180人。
 児童たちは三本木農業高校の畑を訪れ、去年秋に植えたタマネギを掘り出した。
 収穫したタマネギはあわせて4000個で、児童たちが家に持ち帰ったり1か月ほど乾燥させて、ことし10月に十和田市で開かれる「B‐1グランプリ」で地元のご当地グルメ「十和田バラ焼き」の材料に使われる。
 B‐1グランプリは10月3日と4日に十和田市で開かれ、児童たちは地元の「十和田バラ焼き」を宣伝する。



●「ドローン」使用禁止 (07/08 11:56)
 青森ねぶた祭など県内の夏祭りでは全国で落下事故が相次いでいる小型の無人機「ドローン」の使用が禁止される。
 青森ねぶた祭の実行委員会は7日青森市で会議を開き、運行コースや周辺で小型の無人機「ドローン」の使用を禁止することを決めた。
 沿道の観光客の安全を確保するためで、今後配布されるパンフレットや交通案内図などで周知をはかる。
 一方、弘前ねぷたまつりも7日の運営委員会で「ドローン」の使用禁止が決まった。
 これで八戸三社大祭と五所川原立佞武多を含め、県内の主な夏祭りは「ドローン」の使用が禁止される。



●新しい料理の試食会 (07/08 11:54)
 下北の豊かな海の幸を観光振興につなげようとむつ市と弘前大学が考案した料理の試食会が7日、むつ市で開かれた。
 新しく考案された「下北プラッター」。海峡サーモンのバター焼きやマダイの天ぷらなど、下北で獲れる魚介類を使った7つの料理が一つの皿に盛り付けられている。
 7日の試食会には地元の漁業者やホテル関係者など50人が参加し、彩り豊かに盛り付けられた下北の海の幸を味わっていた。
 下北プラッターは来年3月の北海道新幹線開業に向けむつ市と弘前大学の食料科学研究所が共同で考案したもので、今後むつ市内のホテルなどで提供される予定。



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