【7月8日 AFP】日本で麻薬指定されている成分「オキシコドン」を含む鎮痛剤を無許可で米国から輸入したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、3週間にわたって勾留されていたトヨタ自動車(Toyota Motor)のジュリー・ハンプ(Julie Hamp)元常務役員(55)が8日、不起訴処分(起訴猶予)となり、釈放された。

 事件を受け、トヨタの常務役員就任からわずか数か月後の辞任に追い込まれていたハンプ元役員は、東京都内の警察署から現れ、待っていた車に乗って立ち去った。

 東京地検によると、ハンプ元役員は日本でオキシコドンが厳しく規制されていることを知っていたが、膝の痛みを和らげるために父親に送付を依頼した。東京地検は、悪質性が低く、気分高揚のために使う目的ではなかったことや、トヨタの常務役員を辞任するなど「社会的制裁」を受けていることなどから、不起訴を決めた。(c)AFP