根津弥
2015年7月9日03時00分
広島大学付属三原中学校(三原市館町2丁目、三村真弓校長)の3年生79人が7日、広島市中区の平和記念公園で、日本について学ぶために来日した米国の小中高校の教員らを英語で案内した。原爆の被害について理解を深めてもらおうと慰霊碑などを紹介した。
学校によると、生徒らが平和について学び、外国人と交流する姿勢を身につけるのが目的で、毎年、3年生が広島大学の留学生や米国の教員らを案内している。今年は20班に分かれ、ニューヨーク郊外の大学などが研修のために派遣した教員ら24人を案内した。
4月から準備してきた生徒たちはこの日、慰霊碑の前で、昨夏までに亡くなった被爆者が30万人近くに上ることなどを説明。米国の教員らは「とても悲しい」と応じていた。
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