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遠藤五輪相側に500万円 地元畜産会社役員4人 「実質企業献金」指摘も
収支報告書によると、資金管理団体「新風会」(代表・遠藤氏)は25年6月8日、同社会長と社長から、1つの政治団体に対する個人献金の年間上限額である150万円ずつ計300万円の献金を受領。同じ日には、政党支部「自民党山形県第1選挙区支部」(同)が社長の妻から50万円、遠藤氏の後援会「遠藤利明後援会」も会長の妻から150万円の献金を受けた。
産経新聞の取材に、会長の男性は「遠藤氏への献金は私の意向。同族企業として家族で献金した。原資は個人資産だ」と説明。同社も「会社として献金分の補填(ほてん)はしていない。個人献金であり献金の趣旨も把握していない」とした。
遠藤氏の事務所は「政治資金は法令に従い適正に処理している」と回答した。