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松本駅前を歩いていると、ネコバスと遭遇しました。松本駅前のタリーズでお茶を飲んでいたら駅前通りをふしぎな車が走っていくのを見かけ、その20分後くらいに『こまくさ通り』で再会したのです。

ネコバスとは『となりのトトロ』に登場する、あのネコバスのはず。しかし、一体誰がどんな目的で所有して走らせているんでしょうね。気になる……。

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ふつうに信号待ちしています

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うしろから

トトロのネコバスは、車体が黄色で正面がネコの顔になっていて、背面にはシッポがあります。それとは随分と雰囲気が違うので、正面に「ネコバス」と書かれていなければネコバスだと思えなかったと思います。

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背面にはメッセージが

『おめでてぃずら 56年だでな そりゃおめさん なげーこといろいろひずこいたんだにー ほいだけーどずくだして まだまだがんばるちゅうもんずら 1959年登録車』

こんなメッセージが背面に書かれています。

ボンネットバスは、1940年代には主流だったそうですが、その後、製造が中止されていったそうです。しかし、1980年代くらいから観光用などインパクトを求める人たちによって、レトロカーという名目で復活することになります。

この車は1959年登録ということなので、再現されたボンネットバスではなく、ホントの意味での旧車。56年前の車が公道を走ってるってスゴい。

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トトロが乗ってるし、ミッキーマウスのステッカーもある

そして、いろいろと調べてみると、この車。どうやら伊那で送迎用に使われているようなのです。

古い情報なので今も使われているか分からないのですが、ルートイン伊那、ホテルセンピアの2つのホテルと、伊那市街地の居酒屋を結ぶ無料バスとして活躍しているみたい。
(参考:「ネコバス」無料で伊那の中心街を走る | 旅じゃ.com

ただ、そんな伊那のネコバスが、なぜ松本市街地を走っていたのかは分かりません。中には子供や大人が数名乗っていたので、何か特別なイベントだったのかもしれないです。

できることなら見かけるだけでもなく、乗ってみたいですね。

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