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【西蔵問題②】チベットの現状
ライター:aflghdさん(最終更新日時:2014/6/27)投稿日:2013/8/18
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1950年代に中国人民解放軍は「チベット平和解放」を実行しました。平和解放前のチベットも中国の領土でしたから、解放軍による侵略ではありません。チベット平和解放後、中国の中央人民政府とチベット地方政府の間で「十七条取り決め」が調印されました。下のサイトがこれの全文です。
http://www.interq.or.jp/neptune/amba-omo/17agr-j.html
特に読まなければいけないのは第4条・第9条・第10条・第11条・第13条です。これらの文を見ると、中国はチベットを弾圧していないことが分かるのです。1959年のチベット騒乱により、中国政府はチベットの農奴と奴隷を完全に解放しました。
中華人民共和国憲法第4条には「中華人民共和国の諸民族は、一律に平等である。」、第36条には「中華人民共和国公民は、宗教信仰の自由を有する。」などと明記されているように、中国政府はチベット族を迫害していません。逆に中国政府はチベット族の文化・言語・宗教・生活習慣などを保護しています。しかも、チベットのある地域では一夫多妻制が認められているのです。チベット自治区の首府・ラサにある「ポタラ宮」「大昭寺」「ノルブリンカ」はどちらもユネスコの世界遺産に登録しています。登録したからには、登録したものを保護する義務があります。中国がチベットを弾圧しているのなら、なぜそれらが世界遺産に登録されたのでしょうか。中国がチベットを弾圧していないのが分かるでしょう。
確かに、中国のチベット族は中国語(普通話)を学習します。中国には56の民族があり、各民族は異なった言語を使用し、漢族でも地域によって言語が様々です(北京語や上海語、広東語など)。中国のどこに行っても言葉が通じるように、中国の首都・北京の言語である北京語を基本とした普通話を全国に普及するのは当然です。日本も中国と同じことをやっています。日本でも地域によって言語が異なり(東京弁や大阪弁など)、アイヌ民族は独自の言語(アイヌ語)がありますが、日本のどこに行っても言葉が通じるように、日本の首都・東京の言語である東京弁を基本とした標準語を全国に普及しているのです。しかも、チベット族の学校ではチベット語も必修科目となっており、チベットにある全ての看板には、漢字の他にチベット文字も書かれているのです。ちなみに、チベット語はアイヌ語や琉球語などと違い、「危機に瀕する言語」に登録されていません。
青海省西寧市とチベット自治区ラサ市を結ぶ鉄道「青蔵鉄道」があります。しかし、鉄道建設の目的は侵略などのためではありません。この鉄道が建設される前のチベット高原には鉄道が一本もなかったのです。高速道路はあるけれど、車を持っていない人もいますし、チベットには空港があるけれど、鉄道よりも高価です。交通不便を解決するために鉄道が建設されたのです。また、各旅行会社にはチベット旅行のツアーもあります。もし、中国がチベット族を弾圧・虐殺していて、チベットが今のイラクやアフガニスタンなどのような危険な状態だったら、誰もがチベットに旅行しに行くことはありませんよね。チベットへ旅行しに行く人(中国国外の人も含む)がいるから、中国はチベットを弾圧などをしていないのです。
特に改革開放以降のチベットでインフラ整備などの近代化を実行しています。確かに中国の中でもチベットは経済的にも良くないのですが、それには目的があります。チベットへの弾圧ではありません。環境保護です。チベットに旅行した人なら分かると思いますが、チベットは北京や上海などの都会と比べると、空気や水などがきれいです。平和解放後のチベットは環境破壊されていないですし、チベット族の方々が安定した生活が送られるように、中国政府は努力をしているのです。
中国に「Alan 」という歌手がいます。彼女はチベット族です。チベット族が歌手として活躍していますから、中国政府がチベット族を迫害するようなことがないのは明々白々です。
中国では四川大地震・青海地震・舟曲土石流災害が発生したことがありました。いずれの災害もチベット族の自治地区が被災地でしたが、中国政府や解放軍などが災害援助し、いずれの災害が発生した一週間後には全中国で追悼活動が行われてきました。これらの災害でチベット族の方々は中国政府に援助されているのです。
「パンダはチベットの動物」だと主張する人がいますが、パンダはチベット自治区ではなく、四川省の動物です。日本でも有名な三国志の中に「蜀」という漢族王朝がありますが、この国の領域は現在の四川と雲南ですし、四川料理や川劇などは漢族の文化であって、チベット族の文化ではないのです。
台湾人もチベットは中国の領土だと認めている
現在の台湾地区では「中華民国憲法」が施行されています。この憲法の第120条にはこう明記されています。
チベットの自治制度は、保障しなければならない。
台湾政府はチベットの自治を認めますが、独立などは認めていません。また、台湾政府には「蒙蔵委員会」という機関があります。これは、「中国による」モンゴル族・チベット族の行政管理をする機関です。言いたいのは、親日の台湾人だってチベットは中国の領土だと認めている、ということです。
http://www.peoplechina.com.cn/zhuanti/2008-04/21/content_111213.htm
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