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太地町長「希望の水族館にイルカ提供続ける」
7月8日 17時36分

太地町長「希望の水族館にイルカ提供続ける」
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水族館で飼育するイルカを巡り日本動物園水族館協会が和歌山県太地町の追い込み漁での入手を禁止したことに対し、太地町の三軒一高町長は、8日神奈川県で開かれている全国の水族館の関係者の会合で、入手を希望する水族館に対して引き続き追い込み漁によってイルカの提供を続ける考えを表明しました。
検討している新たな組織の立ち上げについては言及しなかったということです。
国内のおよそ150の動物園や水族館が加盟する「日本動物園水族館協会」は、和歌山県太地町の「追い込み漁」によってイルカを入手していることが倫理規定に違反するとして、WAZA=「世界動物園水族館協会」から除名処分にすると通告され、追い込み漁での入手を禁止するとともに、入手を続ける水族館を除名処分にする方針を決めました。
こうしたなか、太地町の三軒一高町長は、8日神奈川県三浦市で開かれている全国の水族館の関係者の会合で、入手を希望する水族館に対して引き続き追い込み漁によってイルカの提供を続ける考えを表明しました。
三軒町長は、追い込み漁での入手を希望する水族館とともに3年から5年後をめどに新たな組織を立ち上げたいという考えを示していましたが、8日の会合では言及しなかったということです。
追い込み漁を巡っては、残酷だとする国際組織などの考え方と、地域の文化や産業だとする考え方が対立していて、国際的な関心を集めています。

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