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アクティブラーニング 体験しながら意見交換
7月8日 17時52分

アクティブラーニング 体験しながら意見交換
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議論や体験学習を通して子どもたちの考える力を育てる「アクティブラーニング」と呼ばれる新たな授業の方法について、文部科学省の審議会の委員たちが、みずからその方法を体験しながら意見を交わす異例の取り組みが行われました。
文部科学省の中教審=中央教育審議会の特別部会では、学習指導要領の全面改訂の一環として、「アクティブラーニング」と呼ばれる新たな授業方法の導入を検討しています。
「アクティブラーニング」は教員が子どもに教える従来の講義形式ではなく、議論や体験学習を通して考える力を育てようというものですが、委員の間から「定義や効果が分かりづらい」という声が上がり、委員みずからその方法を体験するという異例の取り組みが行われることになりました。
8日は委員たちが4つのグループに分かれ、「アクティブラーニング」の導入に何が必要かや課題など、タブレット端末に自分の意見を打ち込んだうえで議論し、グループとしての意見を発表していました。
参加した委員からは「意見を出し合うなかで、対立していると思えたことが同じ方向性であることが見えてきて、効果的だった」という声が聞かれました。
中教審の特別部会は、ことし8月中に学習指導要領の改訂に向けた中間報告をまとめることにしています。

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