東芝、主力取引行に融資枠設定を打診 5000億円規模

2015年 07月 8日 17:18 JST
 
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[東京 8日 ロイター] - 東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)が主要取引銀行に対し、5000億円規模の融資枠(コミットメントライン)の設定を打診したことが明らかになった。複数の関係筋が8日、明らかにした。信用力低下による資金調達難に備える。

打診を受けたのは、三井住友銀行(8316.T: 株価, ニュース, レポート)とみずほ銀行(8411.T: 株価, ニュース, レポート)、三井住友信託銀行(8309.T: 株価, ニュース, レポート)。不適切会計問題で、現在、第三者委員会が実態調査を進めているが、信用力低下に伴い資金調達が難しくなる可能性を踏まえて、随時引き出し可能な資金枠を用意しておく狙い。


 
 
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 7月8日、東芝が主要取引銀行に対し、5000億円規模の融資枠(コミットメントライン)の設定を打診したことが明らかになった。写真はロゴ、東京都内で6月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

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