YU@Kの不定期村

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「アベンジャーズ? 興味ない…」という人に伝えたい50万人が映画館に駆け付ける理由

2015-07-08 10:38:38 | 映画



こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。

この記事は、タイトル通り「アベンジャーズってなに? 興味ない…」という人に向けて書いている。騙されたと思って数分だけ付き合って欲しい。

7.9億円。

これが何の数字か、すぐに当てられる人がいたらブラウザを閉じてもらいたい。7.9億だ。これだけの数字があれば、何ができるだろうか。調べてみると、ドリームジャンボの一等と前後賞を合わせると最高7億らしい。ちょっと考えられない数字だ。

ちなみに、6.9億と5.5億という数字もある。どちらも7億には届いていない。これらは一体何の数字だろうか。

7.9億円は、2015年7月に公開された映画「アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン」の公開から2日間の興行収入だ。全国で50万人以上を動員しての数字である。ちなみに、6.9億がディズニー映画「マレフィセント」のオープニング成績、5.5億が同じくディズニー映画である実写版「シンデレラ」の数字だ。

つまり、あの大ヒットを飛ばした「マレフィセント」や「シンデレラ」より、「アベンジャーズ」を沢山の人が観に行っているのだ。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 2015年興収1位スタート





興味のないあなたは、「アベンジャーズ」にどういった印象を持っているだろうか。「なんかヒーローが出てくるやつ」「ヒーローがドカンドカンと戦う映画」。こんな感じだろうか。この記事では、公開時点で2015年オープニング興行収入1位の好発進を切った「アベンジャーズ」が一体どういった映画なのか、その魅力をなるべく分かりやすく、書いていきたいと思う。専門用語や、ファンが用いる略語なんて使わない。大丈夫、そんなに時間も取らせない。50万人がハマってしまう理由を、少しだけ伝えたい。



■あなたは20年後、きっと自慢したくなる

私はこの「アベンジャーズ」シリーズのファンなのだが、きっと20年後くらいに、若い世代にドヤ顔で自慢をしていることだろう。「自分は、アベンジャーズをリアルタイムで楽しんだんだよ」、と。それは、ただ内容が面白いとか、そういうことではないんです。この「アベンジャーズ」は今まさに、映画史に残る偉業を作っている最中なんです。

「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」など、今も世界中のファンを夢中にさせ続けている映画シリーズは沢山ある。そのほとんどが、過去から未来に続く物語をある順番で作っている。「スター・ウォーズ」がエピソード4から456123の順で作られたのは有名だろう。「ハリー・ポッター」は1234567(前後編)の順番通りだ。こうやって、時系列を意識して進んでいくのが洋画の大作シリーズだ。

しかし、「アベンジャーズ」はとっても珍しい作り方をしている。それは、色んな作品が並行して描かれ、ある時にだけ集合するのだ。分かる、分かーる分かるよ君の気持ち〜〜、これだけ言っても何を言っているか分からないだろう。すまん、しかもネタが古い。ここで読むのをやめないでおくれ。もっと分かりやすいように書きます。





例えば、ドラえもんの映画がある。のび太の家にドラえもんがやってきた。2人は友達になった。そんなお話が描かれる。他に、クレヨンしんちゃんの映画もある。かすかべ防衛隊のみんなが物語の中で活躍する。そしてまた別に、サザエさんの映画もあったとする。磯野家の家族旅行が描かれたとしよう。

これが「アベンジャーズ」になると、どうなるか。なんと、ドラえもんと、しんちゃんと、サザエさんが夢の共演を果たすのだ。みさえとサザエさんが主婦トークをしたり、しんちゃんがドラえもんに道具をねだったり、のび太がカツオと野球をしたりする。まさに夢の物語。

そんな夢の「アベンジャーズ」が終わると、またそれぞれの続編が別々に公開される。ただしそれは、「アベンジャーズ」のお話を踏まえているのだ。ドラえもんの2作目の映画で、のび太は「こんなことならカツオくんも誘えばよかった〜」などと言うし、しんちゃんは自分の2作目の中で「ワカメちゃんはいつもパンツが見えてたゾ」とか言っちゃうだろう。そう、これらは全て同じ世界観なのだ。




▲イメージ図。こんなに解像度が荒い適当な画像でもちゃんと判別できるから国民的アニメはすごい。


こんな映画の作り方は、世界でも他に類を見ない。しかも、その全てが世界的に大ヒットを飛ばしている。「ドラえもん」も「クレヨンしんちゃん」も「サザエさん」も、夢の共演「アベンジャーズ」も世界で大ヒット!この記事を書いている2015年時点で、世界で最も売れた映画は「アバター」、次点が「タイタニック」、そして世界第3位が「アベンジャーズ」(1作目)なのだ。この「アベンジャーズ」を、日本では公開2日間で50万人が観に行っている。つまり、『乗るしかない!このビッグウェーブに!』。映画史において他にない特別な体験が、今まさに現在進行形で続いている。少なくとも私は、絶対にこれをリアルタイムで見届けたい。未来できっと自慢したくなるような貴重な体験が、今、あなたの目の前にあるのだ!伝説に立ち会えるのは、今この時しかない!



■あなたは誰が好み? 推しヒーローを見つけよう!

ごめんなさい、私はあなたに謝らなければならない。最初に『数分だけ付き合って欲しい』と書いたけれど、もう“数分”は過ぎているかもしれない。でも、次はドラえもんやしんちゃんの説明をするから、これまたもう少しだけ付き合ってくれたら嬉しい。ドラえもんは可愛くて便利で21世紀の猫型ロボットだよ〜、という簡単な説明をします。

「アベンジャーズ」には、主に6人のヒーローが出てくる。この内、自分の看板作品を持っているのは、4人。だから、まずはその4人の簡単なプロフィールを説明したい。この特徴的で個性豊かなキャラクターたちに、世界中が熱狂しているのだ。あなただけの「推しヒーロー」を、ぜひ見つけて欲しい。 (演じている俳優さんが気になった人は、各画像をクリックすると幸せになれます)





この人は、アイアンマン。トニー・スタークという人が鉄のスーツを着るんだけど、このトニーという人はハイパープレイボーイ&セレブ。そしてドヤ顔が似合う実業家。更にとってもかっこいい。取りあえずこれだけ覚えておけば大丈夫。メカやマシンが好きな人は問答無用でこちら。CVは藤原啓治。




次にこの人は、キャプテン・アメリカ。多分、多くの女性の方は彼に惚れてしまうかもしれない。とっても端正な顔付きで、鳩胸の筋肉にすでに世界中の女性ファンが虜になっているんだ。実はここだけの話、彼はこんなにイケメンなのに女性経験がない。盾を使って戦う、誰よりも正真正銘のヒーロー。CVは中村悠一。




この人は、ソー。人間じゃない。あんまり頭がキレる方でもない。例えるなら、アメフトサークルの部長だ。豪快でマッチョで、でもどこか艶と気品がある。実は神様なんだ。義理の兄弟との愛憎劇も繰り広げながら、なんと地球の女性と禁断の恋に落ちてしまう。ハンマーを振り回します。CVは三宅健太。




この人は、ハルク。やり手の科学者。こんなスマートな雰囲気でありながら、実は驚きの正体を隠し持っており、常に内なる自分と戦っている。怪獣やモンスターパニックが好きな人はこちらがオススメだ。CVは宮内敦士。あの水嶋ヒロが声を担当したこともある。



主に活躍するのは彼らだ。他に、弓を使う渋カッコいい必殺仕事人や、美人でセクシーな女スパイも出てくる。どうだろう、誰か1人くらい「おっ?」となっただろうか。まずは、興味を持ってくれた推しヒーローの作品を騙されたと思って観て欲しい。全部レンタル屋にあるし、各種配信サービスにも多くラインナップされている。以下、作品タイトルを書いておくね。どれから観ても大丈夫だから。


ハイパープレイボーイ・アイアンマンが観たい!→「アイアンマン」

端正なイケメン・キャプテンアメリカが観たい!→「キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー」

アメフトサークル部長・ソーが観たい!→「マイティ・ソー」

科学者であり怪物・ハルクが観たい!→「インクレディブル・ハルク」

弓を使う渋カッコいい必殺仕事人が観たい!→「アベンジャーズ」

美人でセクシーな女スパイが観たい!→「アベンジャーズ」

とにかくよく分からないから全員出るやつが観たい!→「アベンジャーズ」

動いてる映像を実際に観ないと推しヒーローは決められないな… →「アベンジャーズ」

自分はシリーズものは公開順通りに観ないと気が済まない人間だ!→「アイアンマン」






▲たまに全員集合。それが「アベンジャーズ」。


ちょっと長くなってしまったが、こんな感じである。ちなみに、何か作品を観て少しでも気に入ったらこっそりとここをクリックして欲しい。ここに、一歩踏み入れたあなたへのプレゼント画像を置いておく。次に何をどう観ればいいか、分かりやすくまとめたつもり。少しだけ情報が古いけど、取り急ぎ問題ないから気にしないでくれ。

長々と付き合ってくれてありがとう。ほんの少しでも、「アベンジャーズ」に興味を持ってもらえただろうか。そうであれば、とても嬉しい。これであなたも50万人の仲間入りだ。上に書いたような、映画史に残る偉業のビッグプロジェクト、そして世界に愛されるキャラクターたちに、多くの人が心を奪われている。「アベンジャーズ」は、今後も数年かけて続いていく。未来で自慢しよう!「自分はアベンジャーズをリアルタイムで楽しめた人間だ!」と。さあ、この画面をスマホで表示させたままレンタル店へ!


【すでに「アベンジャーズ」を鑑賞済みの方へ】
この記事は、MCUの布教を目的として書きました。興味のない人の心をほんの少しでも動かせたら、という趣旨です。ぜひ、オススメしたい人にSNS等でこの記事のURLを送るなど、ご自由にお使いください。そういった使い方を想定し、構成しています。



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2015年上半期 新作映画マイベスト5は「狂気」のラインナップ!(全23作品レビュー&ランキング)
週刊デスノーザー【第1話 新世界の神を目指さない男】ドラマ版「デスノート」全話レビュー&解説連載
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