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県有林野の利活用

[2013年7月30日]

県有林野の利活用~緑豊かな県有林をみなさんの活動フィールドにしませんか~

 森林は山地災害の防止、自然環境の保全、地球温暖化の防止など多面的な機能を有していますが、このような機能が十分発揮されるためには、森林を適切に管理・整備することが必要です。

 一方で県民の皆様の自然環境への関心の高まりから、森林の整備や保全に自主的に関わろうとする活動が増えてきており、このような活動のフィールドとして県有林を利用したいという要望が寄せられています。

 こうした要望に応えるとともに、県有林の機能向上を図り、県民の皆様に森林・林業に対する理解を深めていただくため、県有林の一部を活動フィールドとしてご利用いただけるようになりました。

利活用事業

1 活動フィールドについて

活動フィールドは県内11箇所にあり、各団体の要望にあわせた地域を選択することができます。

活動フィールドについて
県有林野の活動フィールド一覧  *番号は上の地図と対応しています。
区     域区域面積区域の現況
(1)小牧市大字野口他
(兒の森)
15ha・人工林: 1ha                                                                                                 ・雑木林:14ha 
(2)小牧市大字大山
(ウナギ谷)
1ha・雑木林:1.25ha
(3)春日井市廻間町他
(みろくの森)
290ha・人工林:スギ2ha ヒノキ24ha                                                                                       ・雑木林等:264ha
(4)名古屋市守山区
(東谷山)
5ha・雑木林:5ha
(5)尾張旭市大字新居
(森林公園)
187ha・一般公園施設 33ha                                                                                             ・運動施設       47ha                                                                                             ・植物園施設 107ha(うち雑木林 28.5ha)
(6)瀬戸市萩殿町
(萩殿の森)
8ha・雑木林:8ha
(7)瀬戸市東山路町他
(やまじの森)
149ha・人工林:スギ6ha ヒノキ23ha                                                                                       ・雑木林等:120ha
(8)豊田市御作町
(ひざわの森)
75ha・人工林:ヒノキ31ha                                                                                                         ・雑木林等:44ha
(9)豊田市怒田沢町
(怒田沢県有林)
505ha・人工林:スギ、ヒノキ、マツ467ha                                                                                    (うち複層林施業の施業地 94ha)                                                                                       ・雑木林等:38ha                                                                                                *区域内に東海自然歩道が通っています
(10)北設楽郡設楽町
(清崎の森)
26ha・人工林:スギ19ha ヒノキ6ha                                                                                       ・雑木林:0.4ha
(11)新城市門谷
(県民の森)
3ha・モリトピア愛知周辺(建物、駐車場、広場)
569ha・人工林:スギ34ha  ヒノキ175ha                                                                                       ・展示林、園地及び記念林20ha                                                                                      (うち10haは人工林と重複)                                                                                              ・雑木林等:349ha

2 自主的活動の内容

自主的活動の内容は森林整備活動、学習活動、保健休養活動の3つに分類しており、その詳しい内容と想定される実施主体は次の表のとおりです。
自主的活動の内容
区分活動内容実施主体
森林整備活動森林の整備、自然環境の保全、関連施設の整備等を主目的とする活動NPO法人              ボランティア団体      公益法人                     地方公共団体               市民活動団体              教育関係機関                 医療・福祉機関       地縁組織 同好会等
森林整備(除伐、間伐、枝打ち作業等)
環境保全(湿地の整備等)
関連施設(車道、歩道、休憩施設、案内板、花壇等)の整備・維持補修
学習活動森林、林業、自然環境に対する理解を深めることを主目的とする活動
森林・林業体験(森林整備、環境保全活動等の体験)
自然環境教育(自然観察・調査、自然体験)
保健休養活動     *手続きは不要です活動フィールド内の車道、歩道で散策することができます(林内へは入れません)一般(個人を含む)
健康増進活動(森林浴、自然観察等)

3 活動主体の要件

(1) 団体の目的、運営等に関する規約があり、代表者を有すること。

(2) 団体の意思を決定し、責任ある自主的活動を実施する体制が確立していること。また、活動経験、研修受講等により、活動に必要な知識・技術を有していること。

(3) 活動の目的が特定の者の利益に資するものとはならないこと。

4 活動の進め方について

(1) 活動について打ち合わせを行います。活動の内容や場所の選定・面積について現地検討も含めて話し合います。

(2) 希望する活動の内容が決まったら、活動希望申請書を提出していただきます。

(3) 同じ地域で希望する団体が重複する場合は、実施主体について選定させていただきます。

(4) 協定を締結します。

(5) 全体計画書(協定有効期間分)、年間活動計画書を提出していただきます。

(6) 実際に活動を行います。

  活動する日が決まったら入林について連絡調整していただきます。

(7) 1年の活動が終わったら、年間活動実績書を提出していただきます。

5 活動の状況

 県有林野の利活用制度を利用して活動を行っている団体は16団体あり、17の協定を結んでいます(平成25年6月1日現在)。

6 問い合わせ先

森林整備活動・学習活動を希望される団体は事前の手続きが必要ですので、以下へお問い合わせください。 

(土曜・日曜・祝日を除く 8:45~17:30まで)

利活用事業全体に関してのお問い合わせは

   愛知県農林水産部農林基盤担当局林務課   電話:052-954-6446(ダイヤルイン)

兒の森・ウナギ谷・みろくの森・東谷山・森林公園・萩殿の森・やまじの森・ひざわの森については

   愛知県県有林事務所 管理業務課   電話:0561-53-2652

怒田沢県有林については

   愛知県県有林事務所 足助業務課   電話:0565-62-0172

清崎の森・県民の森については

   愛知県県有林事務所 鳳来業務課   電話:0536-32-1132

県有林事務所の場所はこちら

 

お問い合わせ

愛知県 農林水産部 農林基盤担当局 林務課
県有林グループ
電話:052-954-6446(ダイヤルイン)
E-mail: rinmu@pref.aichi.lg.jp

愛知県県有林事務所
管理業務課
電話:0561-53-2652
E-mail: kenyurin@pref.aichi.lg.jp

足助業務課
電話:0565-62-0172

鳳来業務課
電話:0536-32-1132


県有林野の利活用への別ルート