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ナイジェリアで自爆テロ相次ぐ 29人死亡
7月8日 13時33分

西アフリカのナイジェリアで、自爆テロとみられる爆発が2件相次ぎ、合わせて29人が死亡し、イスラム過激派組織ボコ・ハラムによる犯行とみられています。ボコ・ハラムの壊滅を掲げて5月に就任したばかりのブハリ大統領に対応を求める声が一段と高まりそうです。
ナイジェリア北部の町、ザリアにある政府の庁舎で7日、爆発があり、地元の州政府によりますと、25人が死亡し、32人がけがをしました。現地からの報道によりますと、爆発が起きたとき、庁舎には、小学校の教員などが給与の受け取りのために集まっていたということです。地元の州知事は現場を視察したあと、自爆テロという見方を示しています。
また、北東部のボルノ州にある軍の検問所の近くでも7日、爆発があり、これまでに4人が死亡したということで、現地からの報道では、女による自爆テロだったとみられています。
いずれの爆発についても犯行声明は出ていませんが、この地域でイスラム過激派組織ボコ・ハラムが自爆テロや襲撃を繰り返していることから、今回の2件の爆発も、ボコ・ハラムによる犯行という見方が出ています。
ナイジェリアでは、この10日間で、ボコ・ハラムによるとみられる自爆テロなどで200人以上が死亡していて、ボコ・ハラムの壊滅を掲げて5月に就任したばかりのブハリ大統領に対応を求める声が一段と高まりそうです。

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