Ｇ貧打解消へ緊急補強　ペゲーロをリストアップ

　巨人が米大リーグ・レッドソックス傘下３Ａポータケットのカルロス・ペゲーロ外野手（２８）を、新外国人選手としてリストアップしていることが７日、明らかになった。

　混戦からＶ４実現へ向け、ついに巨人が緊急補強に動く。長引く貧打の打開策として、強打の新助っ人をリストアップ。現時点では複数の候補がいるものの、７月末日の獲得期限に向けて近日中に絞り込み作業を終え、獲得交渉に踏み切るとみられる。

　有力候補に挙がるのが、昨年のドミニカ共和国のウインターリーグで中日・森ヘッドが獲得に動き、阪神もシーズン途中に新助っ人候補としてリストアップしていたペゲーロだ。

　メジャー通算１３本塁打。現在はマイナーリーグで奮闘中だが、７月４日のナショナルズ傘下３Ａシラキュース戦では、１試合２本塁打をマークした長距離砲だ。

　巨人は開幕から打線が低迷し、４月にフランシスコを緊急補強。だが、５試合の出場で打率１割６分７厘。２軍での再調整が長引き、戦力としてのメドは立っていない。支配下選手は６９人。残る１枠は、まさに“最終兵器”として新助っ人に託す。