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【プロ野球】

阿部で奪首 同点弾&決勝犠飛

2015年7月8日 紙面から

巨人−ヤクルト 2回裏2死、阿部が右越えに5号ソロを放つ=東京ドームで(吉澤敬太撮影)

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◇巨人5−4ヤクルト

 巨人が約1カ月ぶりの連勝で首位に復帰した。1−4の6回1死満塁から長野の3点三塁打と阿部の犠飛で4点を奪い逆転した。高木勇は5イニング4失点。2番手の宮国が今季初勝利を挙げた。ヤクルトは小川が6回につかまり、3連敗。

     ◇

 頼もしい姿がよみがえった。6番に打順が下がった巨人・阿部のバットが火を吹く。2回にヤクルトの先発・小川から右翼席への5号ソロを放つと、長野の3点適時三塁打で同点に追いついた直後の6回1死三塁で勝ち越しの左犠飛。背番号10の活躍で勝率を5割に戻したチームは、阪神に代わって首位に立った。

 「6回はチョーさん(長野)が『いきます』と言って打ったので、僕も『いきます』と言って打ちました。ずっと、苦しい思いをしてきて、やっと打てました…」。阿部の1試合2打点は、実に5月26日の西武戦(郡山)以来。G党からの大歓声には感慨深げな表情を浮かべた。

 流した汗を無駄にしなかった。5日までの中日戦(ナゴヤドーム)は9打数無安打。6日の練習で原監督とのマンツーマンの特訓を敢行。打撃に関して納得いくまで話し合った。指揮官が投げる球を黙々と打ち返した阿部は、ふがいない自らを見つめ直した。

 「気持ちの部分で負けていた。らしさが出ていなかった」。阿部が導き出した不振打破の答えはフルスイング。「ブルンブルンと振り回した方が相手も怖いだろうし…。ストライクと思ったら積極的にいこうと思っていた」。これがものの見事に即効した。

 チームは約1カ月ぶりの連勝。原監督は「阿部の躍動感がチームを動かした」とその働きぶりに目を細めた。もちろん、本人はさらなる快打を目指す。「もっともっとやれると信じているので、頑張っていきたい」。背番号10が逆襲のノロシを上げた。 (川越亮太)

 

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