民主幹事長:自民副総裁を批判 安保法案近く採決で
毎日新聞 2015年07月06日 17時31分
民主党の枝野幸男幹事長は6日、自民党の高村正彦副総裁が安全保障関連法案を近く採決する考えを示唆したことについて「国会審議をすればするほど反対が広がる中で、民意を無視する姿勢は民主制の本旨に反する」と強く批判した。高村氏は4日のNHK番組で「いつまでも(審議を)延ばせばいいという話ではない」と述べていた。枝野氏は法案についても「歴代自民党政権が確立した憲法解釈を国民の圧倒的反対の中で変更することは立憲主義に明確に反する」と述べ、改めて法案の撤回を求めた。