70年談話:公明代表「首相が事前調整持ちかけ」

毎日新聞 2015年07月08日 11時36分(最終更新 07月08日 11時59分)

公明党の山口那津男代表=内藤絵美撮影
公明党の山口那津男代表=内藤絵美撮影

 公明党の山口那津男代表は8日午前のラジオ日本の番組で、安倍晋三首相が今夏発表する「戦後70年談話」に関し、7日夜の首相との会談で「公明党と相談する」と事前調整を持ちかけられたことを明らかにした。

 山口氏は70年談話について「首相が発表するので国、政府としての発言と見られる。与党ともコンセンサスがあるべきだ」と述べ、首相の提案を評価した。

 また、安全保障関連法案の衆院での審議について、「(野党から)繰り返しの質問も出ている。成熟しつつある」との認識を示した。その上で、13日に中央公聴会が開催されることをふまえ、「(採決は)そろそろというのが相場観だ」と指摘し、政府・与党が目指している7月中旬に採決に踏み切るとの見通しを示した。【横田愛】

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