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トヨタのアメリカ人元常務役員を釈放
7月8日 16時49分

国際宅配便で麻薬の成分を含む錠剤を密輸したとして逮捕されたトヨタ自動車のアメリカ人の元常務役員について、東京地方検察庁は「麻薬や規制薬物と認識していたと認められるが、体調不良に対処するのが目的で動機や経緯にくむべき事情がある」などとして起訴猶予とし、8日午後、釈放しました。
トヨタ自動車のジュリー・ハンプ元常務役員(55)は成田空港に着いた国際宅配便の小包で「オキシコドン」と呼ばれる麻薬の成分を含む錠剤57錠を密輸したとして、先月18日、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
東京地検は、捜査を進めた結果、元常務役員を起訴猶予にし、8日午後、釈放しました。
その理由について、東京地検は、「麻薬や規制薬物と認識していたと認められるが、体調不良に対処するのが目的で動機や経緯にくむべき事情があり、役員を辞任するなど社会的制裁を受けている」などと説明しています。
関係者によりますと、元常務役員は、膝に持病があり、ことし4月に来日した際にも同じ錠剤を持ち込んでいたということで、錠剤を輸入したのは膝の痛みを和らげるのが目的で悪質性が低いことなども考慮したものとみられます。
元常務役員は、ことし4月、日本のトヨタ自動車として初めて女性役員に就任し、広報や渉外部門を担当していましたが、辞任届を出し、会社は、今月1日、辞任を発表していました。

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