一見、ありえなさそうな組み合わせが意外に「美味しい!」ということはよくあること。例えばピザにトッピングするパイナップルだって、すでに市民権を得ている感があります。
日本人からしてみたら、思いつきもしない遊び心ある食のミクスチャーを「BUSTLE」で紹介しているのは、20代のアメリカ人女性KAT KUEHL氏。「それはナシでしょ〜」と、ひるんでしまうコラボも。でも、勇気をもってトライしてみれば、思わぬ発見に出会える!?
01.
サラミと
ピーナッツバター
いきなり驚きの組み合わせ。KUEHL氏によると、サラミのスパイスとクリーミーなピーナッツバターの組み合わせが「最高!」なのだとか。彼女のお父さんから受け継いだKUEHL家伝統の味だそう。ふたつの味が喧嘩しそうな気もしなくないですが…カロリーを気にしない人は試してみてもいいかも。
02.
クリスピーベーコンと
チョコレート
「チョコでコーティングされたベーコンは、ありがちなチョココーティングのプレッツェルより一段上手」と、こちらもKUEHL氏おすすめの組み合わせ。個人的な嗜好かと思いきや、実際にウィスコンシン州のお祭りでは定番的な存在だそう。いわゆる、チョコレートをコーティングしたポテトチップスが近そう。これって、スナック?それともスイーツなの?
03.
苺とトマト
これをサラダと考えれば、なくはない!?でも、KUEHL氏が推薦するのは、「ストロベリーメインのガスパチョ(冷製スープ)とか、イチゴジャムをグリルしたチーズの上に乗せて、トマトソースをかける」といった“凝った料理”。これは味の想像がつきやすくて、ハードルが低いコラボかも。
04.
ココアパウダーと
アボカド
アボカドを使った料理にばかり目が行きがちだけど、チョコレートとアボカドの相性の良さを強調するKUEHL氏。彼女の言う通りケーキ、ブラウニー、ムース、トリュフとアボカドはスイーツに使われることも多い食材だけに、味の想像はつきますね。加糖のココアパウダーの方が合いそう。
05.
パルメザンチーズと
ダークチョコ
ダークチョコとチーズにとにかく夢中という彼女。この相性の良さを証明する科学的根拠なんてないそうですが…。ところが、このチョコレートとパルメザンチーズ、知る人ぞ知る相性抜群の家庭の味。カリカリに焼いたパルメザンチーズにチョコをディップして冷やし固めた、デザート感覚のホームメイドスイーツが欧米では人気のようです。
06.
サーモンには
BBQソース!
魚の臭いが受け付けないという人は結構います。KUEHL氏もその一人で、独特の臭みを消すのにあらゆる方法を試したんだそう。タルタルくらいしか思い浮かばないところ、バーベキューソースとは驚き。風味が強すぎない?とも思うけど、確かにこれなら魚の臭いは気にならないでしょうね。
ところでコレ、グリルしたサーモン?それともスモークサーモン?どちらもいけそうですけど。
07.
オリーブと
ホワイトチョコ
オリーブとホワイトチョコの組み合わせはデザートに使われることもあるので驚きは少ない人も多いでしょうが、彼女のおすすめはオリーブの実。小気味良いオリーブの塩気とホワイトチョコのクリーミーな甘さがベストマッチなんだとか。しっとりした食感には、ウィスキーやスコッチが合いそう。
08.
スイカはお塩よりも
ブラックペッパー
「スイカには塩」と連想するのが日本人。それだって、ほとんど都市伝説みたいなものですよね。ところが、KUEHL氏に言わせればスイカの味をいっそう引き立てるのは、ブラックペッパーなんだそう。さらにはオリーブオイルも!?真夏の炎天下でほお張るスイカのイメージが、ナイフとフォークで食べるおしゃれなフルーツに一変しそう。
この他にも、まだまだKUEHL氏のミスマッチは続きます。例えばグラハムクラッカーの上に白カビのブリーチーズをトッピングしたり、サンドイッチの中にポテトチップを挟んで、食感の違いを楽しむものなど、とにかくチャレンジングな食べ合わせを楽しんでいる様子が紹介文からも伝わってきます。
なかでも多いのは、甘いものと塩っぱい食べ物との組み合わせ。ただし、この「甘味×塩味」の味の対比効果は、過食の原因にもなるようです。美味しいからといって食べ過ぎには注意が必要!
Reference : BUSTLE