Amazonの本の補充はなぜ遅いのか

飯田橋から上野へ
Twitterのタイムラインで、本の著者になった人がAmazonへの自著の入荷状況に一喜一憂する姿を良くみかけ…
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この状況を改善できなきゃできないでKindle流れる人増えそうなのでどっちにしろAmazonは勝つという。
記事以外に新しい状況。アマゾンの在庫切れはさらに増えるものと思われます。
これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。

それが嫌なら、去年からアマゾンが出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。
それはアマゾンによる一方的な評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。

楽天にも似たような仕組みはありますが、違いは、交渉の余地があるところ。アマゾンの日本事務所は全てアメリカの指示によっているので、全く顔が見える感がない。全てが突然目一方的に。そのやり口が不快で、弊社はまだ結んでいませんが、読者の方や著者の方を思うと。。

アマゾンと双璧になれるプラットフォームが出てきて競争原理が働くようになってほしいものです。
全国の本屋のネット書店があります。
加盟のご指定書店でもご自宅でも受け取れます。
街の本屋も取次と協力して、こんな努力もしています。
チョット試してみてください。

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改善できるのにしないのは単なる怠慢
へぇ。これは知らなかった。
確かに、最寄りの本屋に問い合わせた方が早いことはよくある。日本は他国に比べて本屋が段違いに多いわけだし、そこらへんのネットワークができれば強そうなのになぁ
一つの謎だったのだが理解した。自分はほとんどKindleだけど。
これだけのアイテム数だと商流を簡素化するのは難しいから、中間の取次業者が個別出版社との取りまとめを担うことになる。自分は専門書は本屋で手に取ってから買い、Amazaonはそれ以外の軽い本を買うときに、ランキングとかを見ながら利用するからあまり欠品を感じたことはない。
皆さんコメント通り、ベゾス法王は、紙の本を駆逐したいのかも知れません。
補充が遅い理由がわかった!
予想以上に書籍物流が「節」の多い古典的な取次制度を基盤にしていることがわかります。物流も時代遅れですが、商流にも問題あります。出版業界の慣行では、書店が在庫を買い取らない、一種の「委託販売」であって、この出版社からの「送り込み」と書店からの「返本」の結果、出版社では実販数が捕捉できないと聞きました。富山の薬売り方式か石器時代のビジネスモデルと言うのはい言いぎですかね。