ギリシャ、第2通貨の導入が最も現実的シナリオ=ラトビア中銀総裁

2015年 07月 7日 23:11 JST
 
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[リガ 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリムシェービッチ・ラトビア中銀総裁は7日、ギリシャの国民投票で欧州連合(EU)が求める財政緊縮策の受け入れが否決されたことを受け、ギリシャは第2の通貨を導入するというのが最も現実的なシナリオ、との認識を示した。

国営テレビに対して述べた。将来的にはユーロ圏加盟国が一つ減る可能性もあるとした。


 
 
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今後2日で資金枯渇も

関係筋によると、ギリシャが債権団と支援策で合意しない限り、同国の銀行は今後2日で資金が枯渇し始める可能性がある。
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7月7日、リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁はギリシャの国民投票で緊縮策の受け入れが否決されたことを受け、ギリシャは第2の通貨を導入するというのが最も現実的なシナリオとの認識を示した。写真は6月22日、アテネで(2015年 ロイター/Yannis Behrakis)

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