日本テレビがジレンマに陥っている。人気アイドルとの密会報道をめぐり、同局の看板アナ、水卜（みうら）麻美アナ（２８）に出演番組からの降板話さえ浮上しているが、局内からは「“あのアナウンサー”はまだ番組に出続けているのに」と不満の声が上がっているというのだ。

　水卜アナは先週発売の週刊誌で、人気アイドル、関ジャニ∞の横山裕（３４）と週末夜に密会していたと報じられた。双方ともに交際は否定しているが、一部メディアでは、２人が共演する同局の情報番組「ヒルナンデス！」について、水卜アナが降板させられる可能性も報じられた。

　「アイドルの所属事務所からは、看板番組の２４時間テレビにも、多くのタレントが出演するので対応に苦慮しているようです」と日テレ関係者。

　水卜アナは、好きな女子アナランキングで２年連続１位になるなど、同局の看板アナ。「ヒルナンデス！」も水卜アナの人気に依って立つところが多く、簡単には降板させられないという事情もある。

　それ以上に、簡単に降板させられない理由がある。「上重聡アナです」と先の関係者。

　今年４月、スポンサーから１億７０００万円もの大金を無利息で借り、都内の高級マンションを購入していたことが発覚したにもかかわらず、「個人的な交友関係の中で起きたこと」として不問に付されている。

　「上重アナは主婦層にアピールするため、今年４月から『スッキリ！！』に起用されただけに、すぐには降板させられないという判断が働いたようです。ただ利益供与と言われかねない事態にもかかわらず、いまだに出演を続けていることに、局内でも反発がある。ここで水卜アナを降板させれば、ダブルスタンダードになってしまう」とも。

　やはり、物事には順序があるようだ。