劇場版「ドラえもん」の第10作目「のび太の日本誕生」にスポットを当てた原画展、「のび太の日本誕生と時空の旅」が藤子・F・不二雄ミュージアムで2015年7月10日から2016年6月末まで開催されます。あの強敵・ギガゾンビが生原画としてやってくる……!
「ドラえもん のび太の日本誕生」は、1988年にマンガの大長編シリーズ第9作目として月刊コロコロコミックで7号にわたり連載され、翌年3月に劇場版が公開された作品。学校にも家にも嫌気が差したのび太たちは、7万年前の日本へ家出することに。そこで原始人の少年・ククルと遭遇し、彼らの一族を救うために不死身の精霊王・ギガゾンビに立ち向かう、という物語です。ギガゾンビや言葉を話す土偶・ツチダマ、のび太たちが作り出す架空動物のペガ、グリ、ドラコなど、オリジナルキャラが印象に残っている人も多いはず。
原画展では「のび太の日本誕生」を中心に88点の原画を公開。同作だけではなく、「見ならいT・P」(T・Pぼん)、「片道タイムマシン」(キテレツ大百科)、「危険!! タイムマシン」(チンプイ)など、藤子・F・不二雄作品の中で“時空の旅”が登場するストーリーの原画もあわせて展示します。
カフェには、映画に出てきたひみつ道具「畑のレストラン」の再現メニューも登場。この道具は、種を植えると1日と経たずに丸っこいダイコンが育ち、2つに割るとどら焼きやカツ丼などできたてホヤホヤの料理が入っているというもの。カフェではこのダイコンをイメージした器で「オムシチューライス」と「ミートソースパスタ」を提供します(各税込1850円)。道具の登場シーンを描いたランチョンマットも一緒にそえられていて、覚えていたファンにとっては食べたあとも何度も思い返して楽しめるメニューとなりそう。
また、同作にちなんだグッズも続々登場予定。原始人の格好をしたドラえもん、ギガゾンビ、ツチダマのピンバッチ3点セット(税別1200円)や、のび太たちがペガたちと一緒に描かれたクリアファイル(全2種、税別350円)など。原画やメニューとあわせて「のび太の日本誕生」ワールドに浸りたいところです。ギーガー!!(ギガゾンビの叫び声)
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(黒木貴啓)
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