2015年7月8日01時39分
民主党と維新の党は7日、武力攻撃に至らないが警察力では対応できない「グレーゾーン事態」に備える領域警備法案について、別々に国会に提出することを決めた。共同提出する予定だったが、両党幹部の会談で安全保障関連法案について維新が今月末に衆院採決をして民主も出席するよう提案したのに対し、民主が拒否して決裂したためだ。
両党の幹事長・国対委員長会談で、維新の馬場伸幸国対委員長が民主に対し、領域警備法案の審議時間を確保するため7月末に採決する日程を決めて、与党に提案することを主張した。民主が採決に出席することも求めた。両党の複数の関係者が明らかにした。
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