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新たなナスカ地上絵を発見
南米ペルーにある世界遺産、ナスカの地上絵の調査を続ける山形大学の研究グループは紀元前400年から200年ごろに作られたとみられる新たな地上絵を発見したと発表しました。
これは現地で調査を行ってきた
山形大学人文学部の坂井正人教授らの研究チームが会見を開き、明らかにしました。ペルーでの現地調査は去年12月からことし2月まで行われ、ラクダ科のリャマと見られる24の地上絵を新たに発見したということです。
いずれも紀元前400年から200年ごろに作られたとみられ、このうち、最も大きなものは、▽縦10メートル▽横20メートルあるということです。
今回、地上絵が発見された場所はこれまでにも、多くの地上絵が集中して見つかっている一方、拡大を続ける市街地から1.5キロほどしか離れておらず,研究グループは地上絵の保護を現地で訴えていくことにしています。
坂井教授は「市街地の拡大で地上絵が壊されるおそれがある。ペルー政府が保護地区に設定するために協力をしていくとともに住民に文化的な価値を伝えていきたい」と話しています。
山形大学は9月にペルーで、研究成果を紹介し、地上絵の保護を呼びかける講演会を開くことにしています。
07月07日 21時45分