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トヨタ元常務役員を8日にも起訴猶予へ7月7日 19時17分
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国際宅配便で麻薬の成分を含む錠剤を密輸したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたトヨタ自動車のアメリカ人の元常務役員について、東京地方検察庁は、勾留期限の8日にも起訴猶予にする方針を固めました。錠剤を輸入したのはひざの痛みを和らげるのが目的で悪質性が低いことなどを考慮したものとみられます。
トヨタ自動車の元常務役員のジュリー・ハンプ容疑者(55)は、成田空港に着いた国際宅配便の小包で「オキシコドン」と呼ばれる麻薬の成分を含む錠剤57錠を密輸したとして、先月18日、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
関係者によりますと、元常務役員はこれまでの調べに対し「麻薬を輸入したとは思っていません」と容疑を否認していますが、「規制されている薬物であることは知っていた」と供述しているということです。
また、「ひざの痛みを和らげるため父親から送ってもらった」と説明し、実際にひざに持病があることも分かったということです。
東京地検は捜査を進めた結果、勾留期限の8日にも元常務役員を起訴猶予にする方針を固めました。錠剤を輸入したのはひざの痛みを和らげるのが目的で、悪質性が低いことや役員をすでに辞めていることなどを考慮したものとみられ、釈放される見通しです。
元常務役員は、ことし4月、日本のトヨタ自動車として初めて女性役員に就任し、広報や渉外部門を担当していましたが、辞任届を出し会社は今月1日、辞任を発表していました。
関係者によりますと、元常務役員はこれまでの調べに対し「麻薬を輸入したとは思っていません」と容疑を否認していますが、「規制されている薬物であることは知っていた」と供述しているということです。
また、「ひざの痛みを和らげるため父親から送ってもらった」と説明し、実際にひざに持病があることも分かったということです。
東京地検は捜査を進めた結果、勾留期限の8日にも元常務役員を起訴猶予にする方針を固めました。錠剤を輸入したのはひざの痛みを和らげるのが目的で、悪質性が低いことや役員をすでに辞めていることなどを考慮したものとみられ、釈放される見通しです。
元常務役員は、ことし4月、日本のトヨタ自動車として初めて女性役員に就任し、広報や渉外部門を担当していましたが、辞任届を出し会社は今月1日、辞任を発表していました。