京都・貴船神社で「七夕笹飾りライトアップ」が開催中です
87京都の貴船神社で夜間ライトアップが始まりました。夕暮れになると本宮社殿と青もみじの参道に明りが灯され、七夕の笹飾りがやさしい光に浮かび上ります。昼間とは異なる雰囲気に包まれる夜の参拝もおすすめです。
清流がもたらす別天地・貴船の古社へ
出町柳から叡山電車とバスに乗り継いでやってきたのは貴船。古くから「京の奥座敷」と称され、夏の避暑地として人びとを魅了してきました。貴船川の清流沿いに軒を連ねる料理旅館が、滝や岩、木々をうまく取り込んで川の真上にしつらえる「川床(かわどこ)」は、京都の夏を代表する風景のひとつです。
この地に鎮座する貴船神社は、遠い昔、初代・神武天皇の皇母・玉依姫命(たまよりひめのみこと)が大阪湾より淀川、鴨川をさかのぼり、その源流である貴船川上流の当地に祠を建てたのが始まりとされているお社です。
山と川に囲まれた大自然のなかに鎮まる神様は「高龗神(たかおかみのかみ)」。京の都の水源地を守る神様として、また平安時代の女流歌人・和泉式部の参詣にちなむ「縁結びの神様」として広く信仰を集めてきました。
この地に鎮座する貴船神社は、遠い昔、初代・神武天皇の皇母・玉依姫命(たまよりひめのみこと)が大阪湾より淀川、鴨川をさかのぼり、その源流である貴船川上流の当地に祠を建てたのが始まりとされているお社です。
山と川に囲まれた大自然のなかに鎮まる神様は「高龗神(たかおかみのかみ)」。京の都の水源地を守る神様として、また平安時代の女流歌人・和泉式部の参詣にちなむ「縁結びの神様」として広く信仰を集めてきました。
笹飾りが夏の夜にきらめきます
貴船神社では夏の夜間、本宮の社殿と青もみじの表参道、さらに境内にしつらえられた笹飾りがライトアップされます。ときおり夜風が吹くとサラサラとそよぐ笹の葉音が涼感を添え、夏の暑さを和らげてくれます。笹飾りの短冊は社務所で授与されているので、お参りのあと願い事を書いて結わえてみましょう。澄み渡る空気のなかでの参拝は、心もすっきりと清めてくれそうです。
〇貴船神社「七夕笹飾りライトアップ」
開催日:2015年7月1日(水)~2015年8月15日(土)
時間:夕暮れ~20:00まで(土・日曜、祝日は~21:00)
ライトアップの期間中には、京都・宮川町の芸舞妓さんによる演舞(7月20日17:00~予定)など、奉納ライブイベントも開催されます。スケジュールは公式ホームページで順次公開されますのでチェックしてみてください。
〇貴船神社「七夕笹飾りライトアップ」
開催日:2015年7月1日(水)~2015年8月15日(土)
時間:夕暮れ~20:00まで(土・日曜、祝日は~21:00)
ライトアップの期間中には、京都・宮川町の芸舞妓さんによる演舞(7月20日17:00~予定)など、奉納ライブイベントも開催されます。スケジュールは公式ホームページで順次公開されますのでチェックしてみてください。
水の神様が開運につながるアドバイスをしてくれます
貴船は「氣生根(きふね)」とも書き、「氣(気)の根元」という意味があるそうです。水は生命の源であり、氣を生じさせてくれる力のもと。貴船の澄んだ水と生命力あふれる木々からパワーをたっぷりいただくことができます。
「水占みくじ」は、積み重ねてあるおみくじの中から一枚引いて、境内にある水占齋庭(みずうらゆにわ)のご神水に浸すと文字が浮かび上ってくるもの。水にゆかりの深い神社ならではのおみくじです。ライトアップの期間中はおみくじ、お守り、ご朱印などの授与受付も点灯終了前まで延長されます。
いにしえの人びとも涼を求めて足を運んだ貴船。今年の夏は夕涼みを兼ねたお参りに出かけてみませんか。
「水占みくじ」は、積み重ねてあるおみくじの中から一枚引いて、境内にある水占齋庭(みずうらゆにわ)のご神水に浸すと文字が浮かび上ってくるもの。水にゆかりの深い神社ならではのおみくじです。ライトアップの期間中はおみくじ、お守り、ご朱印などの授与受付も点灯終了前まで延長されます。
いにしえの人びとも涼を求めて足を運んだ貴船。今年の夏は夕涼みを兼ねたお参りに出かけてみませんか。
貴船神社「七夕笹飾りライトアップ」(キフネジンジャ)
- 京都府 京都市左京区鞍馬貴船町180
- 075-741-2016
- 開催期間:2015年07月01日 (水) ~ 2015年08月15日 (土)
- 夕暮れ~20:00まで(土・日曜、祝日~21:00)
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:森 明子 写真:今宮 康博
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