「ひまわり8号」正式運用開始 世界初のカラー映像観測可能に

07/07 12:54
静止気象衛星としては、世界初のカラー画像での観測ができるなど、より精密な気象観測が期待される「ひまわり8号」の正式運用が、7日から始まった。
「ひまわり8号」は、5種類だった画像の種類が、16種類に増えて、解像度も上がったほか、静止気象衛星としては、世界初のカラー画像での観測が可能になった。
カラー画像になったことから、これまで、大陸からの黄砂と雲の判別が複雑だったものが、観測しやすくなった。
また撮影間隔が、日本付近では、これまでの30分から2分半へと、大幅に短縮されたことから、より精密な観測が可能になった。
このため、ゲリラ豪雨や竜巻などをもたらす積乱雲の急速な発達などの観測に威力を発揮し、事前の注意報や警報などの発表の判断に役立つことが期待されている。

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