2015-07-07

日本で悪しき宗教にはまってるやつによくある特徴

さっき訪問してきたやつのこと。

男女二人組。

子連れエホバや、外人コンビのモルモンの話を

いたことがあるが、今回は結局どこの異端か謎のまま。

「わたしたちが聖書で学んだことを発表して勉強してるのですが、

2分ほどいいですか?」からスタート

 

聖書を読んだことがあるか?とか

教会に通ったことがあるか?とか

 

神の子イエス様言葉にあるように、

聖書イエス様自身について証をするものなんですね』

『天の父よ』と祈りなさいと祈り方を教えたんですね』

とか聖句の引用を次々始める。

まあ聞いてみることに。

そのネクタイ姿の男性いわく。

創世記のここに書いてあるように、『我々は』とあります

 原語のヘブライ語でも複数形なんですね。

 ということは、『父』なる神の他に、

 私にかたどった男と女なわけなので、

 母なる神様がいることになりますよね?」

聖書の終わり(黙示録最後)には、霊と花嫁が天から

降りてきますとあります。つまり永遠の命の恵みを

受けるのに、この父なる神だけでなく、母なる神について

学ばないといけないといけないということなんです」

等々。

要するに、「母なる神は『うちの教会にいる○○様なのです」

とか言いたいのだろう。

 

ちょっと気持ち悪くなったので、つっこみはじめてみた。

 

「今の説明がよく分からないんですが、天から下りるというとき

上に指さしてましたけれど、何故、文字通りに、空から降ってくるように

決めつけてるんですか? これは、言葉ではこう記述してはあるけれど、

文字は暗示であった、額面通りとは限らないですよね?」

「でも、御言葉は真理ですよね?真理はひとつであって、

 ここにこのように書いてあることは確かなんですよ」

 

「いやそういうことではなく、言いたいことはですね、

 具体的に再臨について記述しているとは限らないんじゃないですか?って

 言ってるんです。この聖書神の言葉というのは信じますが、

 日本人向けにかつて誰かが日本語で書いたものですよね?

 つまり、神の愛を伝える手段として、誰にでも分かるようにと、

 導きで書いたということなんだとは思います。 

 だからといって、そこにある言葉をつなぎ合わせて、

 確証もないのに、三段論法のような話でこじつけられても、

 納得がいかないですね」

「でも、創世記には(略)」

 2分どころか10分くらいは経っただろうか。

 あちこちから聖句を引用したトンデモ理論を広げだした。

「たしかに言ってる箇所だけを繋ぎ合せて読むとそう考えてもおかしくないですよ。

 不思議なのは、では何故さっきから言っていた『2000年間、

 父なる神しか解明されていなかった』のに、今この時期に

 母なる神が解明され、そして、何故今学ぶときが与えられたと

 考えてるのかがよく分からないです」

「でも、聖書のあちこちに再臨はあると預言されてます

(聖句で応酬してきたのに、唯一ここだけはでてこなかった)

「それはどこですか?預言書ですか?」

「預言書にもあります。(ここで急に話を変え)

 でも、これまでも父なる神を信じてるんですよね?

 父がいて子供は産まれないですよね?神が作った

 被造物である自然界は皆、男がいて女がいて、

 はじめて子供存在できます聖書には

 あちこち陶器について書かれますが、

 命のない陶器陶工の二者の関係はただ人間が作ったもの

 作られただけの関係じゃないですか。そこらへんの工場とかとも

 そうです。でも、命が与えられたものはそうではない。

 命には必ず母という存在必要じゃないですか。

 たしかに、聖書では教会は母という解釈もあります

 でも、実際のエルサレム神殿はA.D.70年に滅亡したじゃないですか。

 でも、教会が母であるなら、母が『天のエルサレム』を目指すというのは

 おかしいですよね?」

 

「そういう『実は父だけじゃなく母もいる』だとか、

 そんなふうにまで深く追究したいとは思ってるわけではないんですよ。

 『ただ、心の中で神という創造主がいて、愛されていると信じて受け容れて』、

 それだけでいいと思ってるんです」

「じゃあ聖書に興味ないんですね?」

「何でそう極端になるんですか?そうは言ってないですよ」

「でも、ガラテアには(略)」

 

「その、三段論法のような聖句の引用の仕方が、極端だって言ってるんです」

「でも、これは神が」

「あのですね、さっきから黙って聞いてたら『でも』『でも』と

 自分の主張ばかりしてますよね?」

「でも、実際聖書には」

「だ・か・ら、今もまた、『でも』って言いましたよね?言いました・よ・ね?」

ここでこれまで黙ってうなづくだけでサポート(先輩コーチ?)していた女性

初めて口を開く。

「わたしたちは、ただ、聖書真実を伝えるだけですよ」

急におしかけて、ちょっと怒られたら、逆ギレして、「わたしは悪くない」主張。

これってイメージダウンになってるのに気付いてないの?

別に、二人のことを否定したいわけでも、応援したいわけでもないですよ。

 色んな考え方やあっても、それをこうやって誰かに聞かせるのも悪くないと

 思ってる。興味がないわけではないし、そういう新しいことを知るのも

 面白いと思うから、こうして聞いてるんじゃないですか。

 なのに、自分の主張ばかりして『でも』『でも』ばっかり言って、

 指摘されても、お詫びのひとつも言えないんだったら、

 せっかく一所懸命伝えたいても、伝わらないどころか逆効果じゃないんですか?」

余計なおせっかいとは思ったが、自分と同じように不快にかんじる人を増やすのも、

彼らが同じことを繰り返すのも、ここで終わりにできたらという期待があった。

しかし、それは無駄骨に終わった。

女性は答えた。

「わかりました。興味ないってことですね。それでは、失礼します」

自分の思い通りに相手の心が動かなかったとみるや、

「お時間いただきありがとうございました」の挨拶もなく、

さっさと去って行った。

 

しかし、

うーん、相手の心を動かそうと思ったのは、

自分も一緒か。

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    おまえ暇なんだなあ 「わたしたちがラブライブで学んだことを発表して勉強してるのですが、 2分ほどいいですか?」 でも付き合ってくれそう

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    何かで、飛び込み営業で成績上げるコツは、買ってくれない家で長々と粘らないことって読んだ

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