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小保方元研究員 理研に論文掲載費返還7月7日 12時05分
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STAP細胞の問題で、理化学研究所を退職した小保方晴子元研究員が、不正があった論文を科学雑誌に掲載するのにかかった費用、およそ60万円を6日までに理化学研究所に返還したことが分かりました。
STAP細胞の問題で理化学研究所は退職した小保方晴子元研究員について、論文にねつ造や改ざんなどの不正があったと認定し、「懲戒解雇」に相当するとしたうえで、ことし3月、不正があった論文を科学雑誌ネイチャーに掲載するのにかかった費用、およそ60万円の返還を求めていました。
これについて理化学研究所は7日、小保方元研究員から全額が返還されたことを明らかにしました。理化学研究所によりますと今月初め、小保方元研究員の代理人の弁護士から口座に振り込みたいと連絡があり6日、入金を確認したということですが、小保方元研究員本人からの連絡はないということです。
理化学研究所の安藏俊成広報室長は「研究所として特にコメントはありませんが、引き続き研究不正の再発防止に取り組んでいきたい」と話しています。
一方、小保方元研究員が在籍中に支出した研究費などおよそ3500万円について、理化学研究所は、「研究や実験の実態はあった」として返還は求めないとしています。
これについて理化学研究所は7日、小保方元研究員から全額が返還されたことを明らかにしました。理化学研究所によりますと今月初め、小保方元研究員の代理人の弁護士から口座に振り込みたいと連絡があり6日、入金を確認したということですが、小保方元研究員本人からの連絡はないということです。
理化学研究所の安藏俊成広報室長は「研究所として特にコメントはありませんが、引き続き研究不正の再発防止に取り組んでいきたい」と話しています。
一方、小保方元研究員が在籍中に支出した研究費などおよそ3500万円について、理化学研究所は、「研究や実験の実態はあった」として返還は求めないとしています。