ジンベエザメ「海くん」「遊ちゃん」ペア展示
2015年7月7日9時40分 スポーツ報知
大阪市港区の水族館「海遊館」で7日、新たに雄のジンベエザメ「海(かい)くん」が高知県から到着し、館内の水槽「太平洋」にお目見えした。展示中の雌「遊(ゆう)ちゃん」と併せた2匹でのジンベエザメ公開は2014年2月以来で、雌雄の組み合わせでは約14年ぶり。開館25周年の節目に、夏の行楽客の人気を集めそうだ。
海くんは体長が約4・75メートル。6~7歳とみられ、体重は約800キロと推定される。7~8歳とみられる遊ちゃんはそれほど体長が変わらないが、体重は約200キロ重いため、同館は「海くんの方が一回り小さく見えるかも」と話している。
海くんは昨年6月に高知県・室戸岬沖の定置網にかかったところを保護され、海遊館の付属施設「海洋生物研究所以布利センター」(同県土佐清水市)で飼育。展示のため6日に高知を出発し、トレーラーを使って一晩がかりで大阪へ移した。