なでしこDF北原の母校・藤枝順心高でPV声援「お疲れさま」
2015年7月7日6時0分 スポーツ報知
◆FIFA女子W杯カナダ2015 ▽決勝 日本2―5米国(5日・バンクーバー)
カナダ女子W杯決勝の日本・米国戦が行われた6日、県勢でただ一人、なでしこジャパン入りしているDF北原佳奈(26)=新潟=の母校・藤枝順心高で中・高の全校生徒が声援を送った。開始直後、米国に連続失点したシーンでは悲鳴を上げた生徒も、前半27分の大儀見の得点には拍手で大歓声を送った。
北原の出番はなく、準優勝に終わったなでしこに、同校サッカー部の多々良和之監督(50)は「彼女の努力なくしてあの場にはいれないと思う。お疲れさま」と、ひとまず労をねぎらい、「この思いを今後のサッカー人生に生かして欲しい。機会があれば学校に来て、今回の経験を後輩に話してもらいたい」と話した。
U―17女子W杯決勝で得点をマークし、日本の優勝に貢献したFW児野楓香(3年)は「将来、あの舞台に立ちたい」と刺激を受けた様子。「そこに向かうためには今が大事」と、全国総体に全力を誓った。
また、北原の地元、藤枝市の高洲地区交流センターでもパブリックビューイングが行われ、約150人が応援した。