NARUTO疾風伝「碧き猛獣VS六道マダラ」 2015.07.02



(香燐)あ…サスケのいた場所に誰かいる。
(大蛇丸)チャクラに覚えは?ない。
けど…。
(水月)けど何?このチャクラ…。
すごくイヤな感じがする。
ならもっと急がないとね。
どこの馬の骨かもしれない輩にサスケ君が何されるかわからないものね。
《彼の風はここまでかしらね》《チクショー!》
(水月)うわっ!
(大蛇丸)香燐。
だからってそんなに飛ばすとすぐバテるわよ。
(ガイ)青春パワーマックスでみんなのところへ行くぞリーテンテン。
(足音)
(香燐)サスケ!!はぁ!?誰だアイツ?
(香燐)テメエ!どこのどいつだか知らねえがサスケに何してやがる!なんだよそういうことか。
ああん?あなただったのね。
(大蛇丸)カブト。
(カブト)ここへ急ぐ一行を感知してました。
やはり大蛇丸様でしたか。
コイツがカブト?チャクラが違うぞ。
見た目もね。
(大蛇丸)いろいろと他人のチャクラを体に入れ込んだあげく仙術チャクラまで取り込んだから香燐でも別人と間違えたようね。
ちなみにイヤな感じがしたのって私のチャクラがまだ残っていたからかしら?それとも…。
サスケから離れろ!このインテリ野郎!ここに何をしに来られたんです?大蛇丸様。
あなたこそ。
《重吾:どうするつもりだ大蛇丸》カブトさんまさかサスケまで取り込む気じゃないよね。
カブトにサスケでカブケかサストだか知らないけどさ。
テメエがサスケをやったんだな!この野郎!水月僕はもうそんなことはしないし香燐僕はもうサスケ君を奪おうとは思わない。
《サスケのチャクラかすかに感じる。
まさか…》カブトアンタがサスケを。
そう僕の医療忍術と研究し尽くしたあの柱間細胞。
そしてある方の助言で彼の一命をどうにかとりとめたんだ。
(扉間)そういうことだ。
(水月)あ…。
これはこれは…。
私が最も尊敬する二代目火影…。
千手扉間様。
しかしカブトあなたがここにいるということはイタチのイザナミの術による無限ループから抜け出せたってことだけど。
そうです。
僕は自分を認めず何者かもわからないでいた。
それを簡単に教えてくれるあなたに利用され己を失っていった。
《カブト:今までのものが納得できないなら代わりのものを見つけて次々に足していけばいいだけのこと》うわ〜っ!まだまだ足りない…。
これはまだ僕じゃない
(カブト)でもイタチはあの術で僕に気づかせた。
僕は他でもないカブトなんだと。
そして帰るべき場所も…。
なんかさ中身まで変わった?それがイザナミという術なの。
つまり己自身を見つめ直し受け入れなければ術が解けない仕組みなのよ。
サスケ…。
(カブト)僕は今帰るべき場所をなくしたくないと心の底から願うようになった。
イタチが死んでも守りたいと願ったサスケ君…。
その思いが痛烈に僕の心を貫いてきた。
フンッあのね今更言えた義理かよ!アンタさニセモノマダラと組んでこの戦争をおっ始めた首謀者なんだぞ!そのとおりだ。
僕もそのオビトもこの世の中に自分の居場所がなくなってしまったと思い込み皆を巻き込んだ。
だがもう自分が何者かわかっている。
そして己が何をすべきかも。
(マダラ)増援が来たところでお前らはただの砂利。
今更何もできんぞ。
ヤツがマダラ?
(カカシ)ああそうだ。
(ミナト)カカシ大丈夫かい?はいガイのおかげで。
(ミナト)いやそっちじゃなくて僕の仙法の螺旋丸が当たったほう。
それも大丈夫です。
跳ね返って当たる瞬間に神威で飛ばしましたから。
神威!
(ミナト)よかった。
仙法?仙術ですか?そう。
ヤツには仙術しか効かない。
それともうひとつ…体術による物理的ダメージ。
(我愛羅)四代目火影の仙術とガイ…あなたの体術しか今は手段がないということか。
先生はたしかその仙術があまり…。
そう…正直仙術は苦手でね。
チャクラの練り上げに時間がかかりすぎるうえ長時間維持できない。
実戦でもあまり使ってこなかったんだ。
そのうえ今は印が組めない状態だからまともに戦うこともできないと思う。
つまり今この碧き猛獣の出番ということになるな。
八門甲!第七驚門!開!《碧い蒸気…》ガイ!
(マダラ)八門甲…。
死門の1つ前か。
赤い蒸気にならぬとはなめられたものだ。
黒い玉と棒に触れたらダメだよ!まさかガイが八門甲を…。
人の動きじゃない。
《ガイ:食らえ!》昼虎!うっ…。
《黒い玉に体当たりしつつもう一度飛雷神しかない》カカシクナイを!はい!
(リー)ぬお〜っ!ロック・リー!ガイ先生大丈夫ですか?あぁ…すまないリー。
テンテンはどうした?少し確かめたいことがあるから先に行けと。
やっと追いついた途端急に昼虎が…。
大丈夫か?ガイ。
あぁ。
右腕と肋骨が数本いってる程度だ。
頼みの綱の体術もダメとなるとどうする…。
(カカシ)ヤツは強すぎる。
待てカカシ。
まだ体術がダメと決めつけるのは早い。
しかし…。
俺たちの青春はまだ色あせちゃいない。
望みを捨てるな!
(リー)ガイ先生。
(ガイ)確かに望むことがすべてできるわけじゃない。
しかしやるべきことはいつも望んでからでなければ始まらん。
お前への挑戦がそうだったようにな。
勝負だカカシ!
(ガイ)そしてこれは決して強がりではない。
お前まさか…。
木ノ葉の碧き猛獣は終わり紅き猛獣となるときがきたようだ。
まさか最後の死門を…。
ガイ!それはダメだよ。
よく考えるんだ。
ここにいる誰もそれを望んではいないよ。
キミの父上だって…。
いいえ俺が望んでいるんです。
ガイ先生!ガイ先生にとって今がホントにそのときなのですか?リーそんな顔するな。
今度はお前が笑って見ていろ。
ガイ:お前は俺によく似てる。
昔はこの俺も落ちこぼれだったが今じゃ天才エリート。
カカシとの勝負でも勝ちこしているほどだ。
たとえ忍術や幻術は使えなくても立派な忍者になれることを証明したいですってな。
それがお前の忍道だろ?いい目標じゃないか。
頑張る価値のあるいい目標だよ。
だからお前も自分の道を信じて突っ走ればいい。
俺が笑って見てられるくらいの強い男になれ!
(ガイ)父さん…。
ガイ:ないないない。
ないないない…。
あっあった!やったな!おめでとう!お前あったか!?
(ダイ)息子よ!存分に探せ!うん?ないよ…やっぱりどこにも僕の名前がないよパパ!探し続けるのだガイ!お前は出来うるかぎりの努力をした!その努力が報われぬわけがない。
涙で滲んだその先にやがてお前の名前は見つかるだろう。
はい!マイト・ガイマイト・ガイ…。
(ゲンマ)諦めの悪いヤツだな…。
(エビス)まったく見苦しい姿です。
パパごめん!ごめんなさい!諦めるなガイ!目をそらすな!きっとあるきっと!ハァハァハァ…。
アイツ試験に落ちて大騒ぎしてたヤツじゃねえか?応援してくれたパパのためにも絶対に…。
自分ルールってなんだそれ?アハハハ!なに勝手に決めてんだよ?僕は知ってますよ。
彼は忍術も幻術もからっきしで体を動かすことくらいしかアピールできるものがないんですよ。
それにしてはもうヘトヘトじゃねえの。
ハァハァハァ…。
ガイよ…頑張れ!だがお前は間違っているぞ。
235…周…。
あっ!ハハハハ!ハハハハ!半分もいってねえじゃねえかよ!パパ…。
ガイ!このバカ野郎!うわ〜っ!ご…ごめんパパ!5歳にもなって校庭500周すらできないなんて。
だから謝るな!そこを叱ったんじゃない!己の努力を謝るな!お前の努力に失礼だぞガイ!じゃあなんで…。
お前は自分ルールの使い方を間違えている!500周できたら補欠合格できるなどと…。
それは自分ルールではない!ただの願掛けだ!お百度参りだ!いいか自分ルールとはな何かに挑むにあたりわざと自分が過酷な状況に追い込まれるような枷自分だけのルールを作ることを言うんだ。
うん。
その枷があるからこそだなその挑戦に真剣に取り組みまた失敗したときはその枷を実践することで自分を厳しく鍛えることができる。
そうやって精進していくのが自分ルールだ!ごめんなさいパパ。
だがお前の努力に罪はない。
たとえ半分しか走れなくても努力は努力。
その努力にハグだ!パパ!ガイ!あれまたやってるわよあの親子。
あれって虐待じゃない?それよりなんでタイツ?キモいわね。
応援ありがとう!パパ今のは応援じゃなくて…。
じゃあ声援だ。
やっぱり僕忍術も幻術もダメだからだから試験に…。
いいかガイ!お前の青春は始まったばかりだ。
青春に後ろ向きはない!俺のように!お前が忍術と幻術が苦手なことはむしろパパからすれば嬉しいことだ。
えっ?短所がわかれば長所が光る!お前の体術は今からもう光り出している!パパは嬉しいぞ!その歳でもう我が子の長所に気づけたのだからな!パパ本当は強がって…。
短所も長所になるくどいことは丁寧なこと。
うるさいとは賑やかなこと頑固とは一途なこと。
わがままな人は猫みたいな人。
毛深い人は?ね…猫みたいな人?胴長の人は?ね…猫みたいな人。
おいマイト・ダイ。
お前子供とまた修業ごっこか?万年下忍がよくやるぜ。
ハッハッハ!おう!応援ありがとう!
(笑い声)ったくいい歳して何が青春だってのよなぁ?イテッ!なんだ?ってよく見りゃダイのとこのガキか何のつもりだ?パパを二度とバカにするな!バカをバカと言って何が悪い?パパの悪口1回言ったら5発ぶん殴る!僕の自分ルールだ!は?自分ルールだ?おもしれえ。
じゃあ言ってやる。
お前の親父は忍術も幻術も体術だってまともにできねえダメ親父よ。
みんな言ってるぜ下忍じゃねえ芸人だってよ。
ハッハッハッハ!青春ネタしかできない笑えない芸人だがな。
悪口2回言ったな!10発殴ってやる!じゃあ俺たちは倍の20発だ!
(殴る音)クックソ…クソッ!
(笑い声)うおっ!うっうわっ!うおっ!
(カカシ)父親のことここまで言われて1発も殴り返せないとはな
旬の小鉢が大好きな豆助
2015/07/02(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝「碧き猛獣VS六道マダラ」[字][デ]

六道の力を得たマダラには仙術か体術による物理ダメージしか通用しない。仙術を使えるミナトが戦う事ができない今、体術を使うガイが八門遁甲を解放してマダラに突撃する。

詳細情報
番組内容
ついに生身の体を取り戻したうちはマダラ。全ての尾獣を手に入れたマダラは強大な力を持つ十尾の人柱力となり、全ての人間を幻術にかけ操る“月の眼計画”の目的を果たすため、その準備に取りかかる。
その計画を阻むため、忍連合軍は力を合わせマダラに攻撃を仕掛けるが全く歯が立たない。頼みのナルト、サスケも瀕死の状況。果たしてマダラを止めることはできるのか?
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】NARUTO-ナルト-(岸本斉史・集英社ジャンプコミックス刊)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】鈴木やすゆき
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】「風」
 歌:山猿

【ED】「虹の空」
 歌:FLOW
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ
http://ani.tv/naruto/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz

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