担当する人が失敗してしまったことを、補う雰囲気がないのです。

かつて使ったものに対するお金を払うのを忘れていたことがありました。私は、それなりにずいぶん昔から、たとえばリージョンプラザができたときや総合文化センターができたときに、お試し期間に呼ばれて演奏したことがあります。

アストでもそんなことがありました。演奏してみてどんな感じがするか教えてもらいたい、と言われて日程を合わせてメンバーと行きました。

公的機関は人事異動で担当者が代わります。文化に理解のある人の場合もいれば、事務職ばかりを経験してきた人の場合もいます。学ぼうとする人もいれば、管理的に仕事をこなすことを考える人もいます。

さらに公的機関は、費用削減のために、特に人件費に目をつけて、外部委託という方法を取るようになります。専門の業者がそういうことを運営するようになります。

それでもふだんから顔を合わせていることが多いと、人間同士関係が生まれますから、それなりに加減がききます。

アマチュアの音楽団体の会計担当が、支払を忘れていたりすると、たとえば三重県総合文化センターは、とても親切で、電話をかけてくれたり、はがきをくれたり、自分の仕事や家事などに頭がいっぱいになってしまって忘れている人を、温かくサポートしてくれました。

以前はそうでした。そういうのを、甘やかす、というのであれば、そうかもしれません。

でも、いきなり連絡してきて、責任者に念書を書かせる、というようなことは、今までいろんな不手際をしてしまっても、一度もありませんでした。不手際はこちらが悪いので、担当者の失敗でもそれは内部のことで、対外的には責任者が責任を取らなければなりません。

監督不行き届き、という責任は当然ありますが。

組織的な活動をしているときは、できる限り、責任者、運営者、会計担当、渉外担当などと、なるべく他人がチームを組んでやる方が、面倒くさいけれども、失敗が少なくなります。

家族内でやっていると、身内の担当が失敗したことを身内の責任者が取るということになって、外から見れば、外に問題を出さないから害が少ないということになるのでしょうが、これは、家庭内では、大変な修羅場になります。

今回、県の担当者からの指示で総合文化センターの担当が厳しい処置をとったということなのですが、その人たちは、それでその家庭内でなにが起こっているか、たぶん、知らないし関係ないのでしょう。県庁は県民のためにあるのではなく県庁のためにあるのですから。

そして家庭内のことですから、同じ組織にいたはずの人たちも、それは、「家庭内で解決してください」という態度になる人が、なんと9割近くです。これが現実です。

そういえばもう7月なのに、暑いというよりは、暖かいですね。ぬらぬらとした空気です。

音楽ってなんだろう、というのがずっと小さいときからの私の不思議の一つです。あたたかいものだと思っていると、つめたい。

実に、つめたい、ということを、音楽ほど思い知らされるものはない、と思うくらいです。

そのくせ、温かいときは限りなく温かく、暖まりたいときには必ず暖めてくれるのも音楽です。

音楽では日本で最高の大学に行った教え子が、気楽に共演してくれました。楽しかったです。

https://youtu.be/I47QmCFpVyw

ちょっと、どうでもいいような大学、これはあくまでも入学することに関してですが、そういうとこへ行っただけでも、専門家気取りをする人たちも少なくないなかで、彼は、まったくふつうでした。むしろ「自分よりもうまいのがいっぱいいて、どうしようもない」とぼやいていました。

同じことを、まだ大学生だったころのヴァイオリンの旧姓森さんも言っていました。

「肩書が人を作る」と言った上司がいましたが、私はその人が大嫌いです。その人にも立派な「肩書」がありましたが、平気で嘘を言い、平気で人を騙すひとでした。それを「肩書」が作ったのだとしたら、ああ、有り得るかもしれない、そういう「肩書」の人がよく犯罪者になって世間を騒がせていますから。

誰かが頭にきて、誰かがその言うことを聞いて、周囲が何を今更と言って見放して、孤立して家庭内が修羅場になっている家があります。

でも、そこの子どもたちは元気です。全部、ちゃんと子どもたちに話す親ですから、子どもたちも十分に、そういう世間を学んでいます。その上で、親を励ましながら、気を遣いながら、暗くならずに前向きに生きてくれています。

https://youtu.be/-TEIOMtyhMI

きっとこの子どもたちが、今のバカな親たちの無念さを晴らしてくれるでしょう。

そのときまではなんとしてもがんばらねばなりません。古い物でも自腹を切ってやったものは「商品化」しないとなんどもなりません。新しいことができるまでは、大変です。

ああ、さすがに今年は減りましたが、昨年は「みえコン」をキーワードに検索してくる人がたくさんいました。あれこれあって、エントリーしていません。

今確認してみましたら、やはり「三重音楽コンクール」などというキーワードで検索している数がかなりありました。もううちの子どもたちはノーマークでけっこうです。実力がないですから。

ほかのコンクールからの案内状も来ていますが、どうしようかと親は考えてしまいます。でも子どもたちは、今の経済状況を知っていますので、自分たちからは何も言いません。

お菓子をねだることも、もうずいぶん以前からないような気がします。

一番下の誕生日が9月の初旬にありますが、ちゃんとケーキが買ってやれるのかなあ。でもうちは大丈夫です。兄姉がいますから、ハッピバースデーの3部合唱ができますから。それも誕生日を迎えた人の希望する調で。

七夕様が晴れるといいなあ。

音楽をいっしょにやっていた人たちで、下の会員になってくれているのは、現在3人だけです。


♪ルタンリッシュコンセールの会員登録は下のURLから♪
 
http://www.letempsriche-concert.com/shop/entry/ 

携帯などでは異なるかも知れないとのことですが、よろしくお願いします。


♪メルマガ登録は下から♪

パソコンでそのページにアクセスする場合

http://hpbsc.jp/o-sougaku/

パソコンや携帯で空メールを送る場合のアドレス

'o-sougaku@hpbsc.jp'

☆ともにルタンリッシュ(豊かな時間)を創造しましょう☆